毎年のように誕生する新車両。洗練されたデザインに新機能があり、心躍るものがあります。しかし、その裏型で消えていく車両があることも忘れてはいけません。桂小梅さんは消えていく車両に胸を痛めているよう。
今回の作品も桂小梅さんの鉄道への愛情があふれる写真となっています。作品をクリックかタップすsると大きくなりますので、ぜひ大きくしてご覧ください。
ダイヤ改正で消えゆく車両
3月はダイヤ改正の季節なので、毎年のように姿を消してゆく車両がいくつもあって、寂しくなります・・・
その一つが、今年3月で消えてしまうパッと見!ゴリラ顔の185系。白色のボディに緑色の斜めのストライプが特徴の国鉄型電車で、国鉄時代から関東エリアをメインで走行、JR東日本へバトンタッチした今でも、その管内を中心に活躍しています。
なかでも特急「踊り子」号として運用が多く、東京駅や池袋駅を出発して、東海道本線の熱海駅から伊東線や伊豆急行線に入り、伊豆急下田駅へ行くルートと、熱海駅で伊豆急下田行きと切り離して、三島駅から伊豆箱根鉄道駿豆線に入り、修善寺へ行くルートがあります。
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もう一つは神奈川県民を都内へ運ぶ「湘南ライナー」という通勤通学の快速電車。東海道本線は小田原から東海道貨物線と平行するため、上下合わせて線路が4本になり、「湘南ライナー」も停車駅によっては東海道貨物線を走ることがあります。
カメラを構えていたら、一番奥の東海道貨物線にノーマークの185系の「湘南ライナー」が?!
この日は富士山がくっきり見えていて、ありきたりの編成写真が日本を代表する風景写真に変身?