東京の祖師ヶ谷大蔵にある本屋のアンテナショップ「BOOKSHOP TRAVELLER」で開催されている羽光師匠の落語会「本から生まれた落語の会」の第2回目が2024年8月29日に開催されます。
本が好きな人にも楽しめる内容で、ブックフェアも開催されるとのこと!
本好きな羽光師匠らしい会になりそうですね。
では、早速どんな落語会なのか見ていきましょう。
本が好きな人にも開かれた落語会
寄席つむぎのブログでもたびたび本の感想を書いてくださっている羽光師匠。
何を隠そう、羽光師匠は少年時代から大の読書好きで、落語創りをする際に、「本」はひとつの道標となっているようです。
そんな羽光師匠が創る落語は「本が好きな人にもきっと楽しんでいただけるに違いない!」 という想いのもと、「BOOKSHOP TRAVELLER」で「本から生まれた落語の会」が始動しました。
企画は、さまざまなカルチャーをかけ算した落語会を手掛ける本屋しゃん。「BOOKSHOP TRAVELLER」のひと箱店主もしています。
毎回、「本から生まれた落語」をひとつ選び口演をする本会。今回はポール・オースターの『幽霊たち』から着想を得て創作した落語『落語家と探偵』をネタおろしされます。
現代アメリカ文学を代表する作家の一人、ポール・オースター。2024年4月に77歳で逝去され、世界中が悲しみに包まれたことは記憶に新しいかもしれません。世界中に愛されたオースターに想いを寄せる会にもなりそうですね。
落語は、メインの「本から生まれた落語」である『落語家と探偵』と、もう一席、噺されるとのこと。盛りだくさんで嬉しいですね! さらに会の最後には羽光師匠と本屋しゃんのトークタイムもあり、落語創りの舞台裏やテーマとなった本についてを縦横無尽に語り合うそうです。
中島敦の『山月記』をもとに創られた『落語家変身譚』を披露された第1回目は、会場からの質問でも盛り上がり、ここでしか話すことができない/聞くことができない、ライブ感あふれる貴重な時間となったようです。
現代アメリカ文学がどのように落語になったのか、ぜひ、会場で体験してください。
チケットは2500円、事前決済制です。お問い合わせは本屋しゃんまで。
また、8月22日からはBOOKSHOP TRAVELLERの1階にて「落語家が魅せられたポール・オースター」と題し、羽光師匠と本屋しゃんのコメント付きで、オースターの本を紹介するブックフェアを開催するとのこと。落語会と合わせて、要チェックですね!
笑福亭羽光 「本から生まれた落語」の会
第2回:ポール・オースター『幽霊たち』から生まれた落語 『落語家と探偵』
開催日:2024年8月29日(木)
時間:19:30開場、20:00開演 ※落語二席+トーク
会場:BOOKSHOP TRAVELLER
(〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷1丁目9−14 )
木戸銭:2500円
公式WEBサイト
https://honyashan.com/welcome/honkaraumaretarakugo02/
お問い合わせ:本屋しゃん info@honyashan.com
笑福亭羽光師匠のブログ「SFと童貞と落語」もお楽しみください。https://yosetumugi.com/category/ukou/