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自分史の注意点 ~自分でもコラムを書いてみよう:寄席つむぎ運営部

コラムの書き方

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嬉しいことに『寄席つむぎ』をお読みになって、ご自身でも自分史を書いてみたいというお声をちょうだいすることがあります。ぜひお書きになってください。そして、読ませてくださいね。

ただ、いきなり書き始めても行き詰るだけです。計画的に行うことが、完成への道なんですよ。今回は自分史を書く時の注意点についてお話していきます。

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最初に作るのはご自身の年譜

よくある自分史作成の失敗に、思い出したことを先に書き進めていくというものがあります。これは最初やりやすいように感じますが、必ず行き詰まります。何もない状態で覚えていることだけを書いていると、自分史の中に空白ができてしまうのです。これでは、あなたの人生に空白が出来てしまうものですね。

そうならないために、自分史を書き始める前には年譜を作成しましょう。最初から全部埋めるつもりで書いていくと疲れてしまうので、大きな出来事だけで構いません。仕事ではありませんから。思い出したことを思い出した時に書き記していく。

この時に役立つのが、インターネット百科事典の『Wikipedia』です。例えば、自分が生まれた年にあった大きな出来事は書いてあります。何も生まれた年でなくても、大きな出来事が分かると、それがきっかけで蘇る思い出はたくさんあるはずです。

他、図書館で昔の新聞を眺めるのも、記憶を呼び起こすのに一役買いますよ。

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自分史であってもテーマを決める

年譜を書くと同時進行していただきたいのが、自分史のテーマです。『寄席つむぎ』では、芸人さん方に必ずテーマを提示してご執筆していただいています。

特にご好評いただいている「上方落語・四天王の思い出」シリーズは、実のところ、お師匠さん方の自分史です。各お師匠さん方の人生の中で、ご自身の師匠との思い出にスポットを当てています。

芸人さんでなければ、男性ならご自身の仕事についてが最も書きやすいかと思います。その仕事を選んだ理由、その理由に至るまでの経験等、書きやすい筋がつけやすいです。

女性であれば、ご自身の感性の源が良いのではないでしょうか。何か好きなものにスポットを当て、好きになるに至る経緯や他の好きな物など。

テーマがあれば文章に芯が出来、読み手に明確にご自身の経験を伝えることが可能です。一方、テーマがない場合、だらだらとあったことだけを書き並べがちです。これは読者にとって苦痛以外なにものでもありません。

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1冊の本を作るなら10万文字必要

自分史を出版するなら、10万文字必要です。これで文庫本1冊の文字数になります。『寄席つむぎ』は小さな本の出版を目指していますので、お師匠さん方には5万文字を目安にとお願いしています。

10万文字や5万文字は、最初目にするとビックリする数字のように思えるはずです。しかし、2000文字を25回で5万文字。50回なら10万文字です。このように少しずつ書き進めていくことで、目標となる文字数となります。

この時に生きてくるのが年譜です。

年譜があれば、この時の出来事には○○文字、あの時の出来事には○○文字と割り振ることができるのです。

ポイントは「一気に書き進めないこと」です。繰り返しますが、「細かく」「少しずつ」が書き上げるための最大のポイントです。

自分史で文庫本サイズを目指すのであれば、1週間に1本2000文字を習慣にしてみてください。おおよそ1年で10万文字に到達するはずです。

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自費出版であっても、必ず編集と校正は入れる

10万文字に到達し、さあできあがり、とはいきません。自費出版であっても、編集と校正を入れたほうが格段に読みやすいものになります。出版費用以外に少しかかりますが、あるとないのでは大違いです。

印刷会社が編集と校正を紹介してくれる場合もあるので、そのような会社を選ぶのも良いですね。

『寄席つむぎ』運営部の本業は広告作成ですが、編集と校正も承っております。

あなたの人生も後世に遺しましょう。そのお手伝いを『寄席つむぎ』運営部・あど屋はいつでもさせていただく準備はできています。印刷会社の紹介も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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