千葉県銚子市出身の元プロ野球選手・石毛宏典さん。現在は主に野球解説者として活躍されてされています。千葉商科大学附属高等学校の硬式野球部テクニカルアドバイザーにも就任され、プロ野球選手引退後も後進の育成に尽力されておられるようです。
マグナム小林先生は石毛宏典さんと仕事を通じて知り合われ、現在も親交があるとのこと。今回は石毛宏典さんがマグナム小林先生のお子さんの通う小学校のPTAのイベントに登場された際のエピソードを。
働く男性は特に必読です。お楽しみください!
石毛宏典インタビュー
PTA会長を昨年4月より拝命したのだが、コロナ禍でPTAの活動はほぼなし。何か出来ないかと思い、近くの学校のPTAにも声をかけて合同でオンライン講演会を開催する事にした。お父さんたちにPTAの活動に興味を持って貰いたかったので、仕事で何度かご一緒させて頂いている石毛宏典さんにお願いし、快諾して下さった。
私が司会で石毛さんが答えるという形。石毛さんの経歴から順番に話が進む。
高校時代、対戦こそなかったものの、怪物江川を間近で見て、その後の野球人生においてもあの時の江川さんが一番速い投手だったと。
話の半分くらいは石毛さんの師匠とも言える広岡さんの話。下手くそだと言われた出会いから、頭を下げて教わりに行った事、キャンプからシーズンに入っても、基礎的な手で転がしたボールを取る練習を毎日繰り返した事。手で転がしたボールを取る練習は実際にやって頂いた。広岡さんから教わった基本を懇切丁寧に我々にも教えて下さった。
管理野球についても語って頂いた。管理と言ってもきちんと体調を管理し、ベストなパフォーマンスを維持出来る体にする。必勝法、必敗法をミーティングで反復させ、体に染み込ませる。今では当たり前の事だが、それをやったのが広岡さんであり、川上さんであると。
ちなみに広岡さんの話題は放っておいても話して下さるが、森さんの話題になるといつの間にか違う話になってしまうので、どちらが好きかは……(苦笑)。
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今回の講演のテーマが教えるという事。実は私は高校まで野球をやっていながら、野球をきちんと教わった記憶がない。石毛さんも広岡さんに教わるまではなかったと。子供に対しては、怪我をしない、そして確率を高め、そして予期せぬ事から身を守る体の使い方をそれが出来るまで指導者が根気よく教えてあげなければいけないと仰っていた。
今後、どんな選手に出てきて欲しいかと伺ったら、大谷みたいな選手と。それは技量的なものだけでなく、きちんと子供の頃から目標を持ち、日本人らしい礼儀正しさ、倫理観を持った人間にどんどん海外に飛び出していって欲しいという意味。
そして最後に、見ているお父さんたちへのメッセージとして、子供に夢を持てと言う前に、大人がまず夢を持とうと。でなければ子供も夢を持てないと。
見ている方々も元気になる講演会になったと思う。
興味のある方はYou Tubeで限定公開してるので私までご連絡を。