撮影機材をかついでどこまでも。桂小梅さんが行くところ鉄道あり!今回の桂小梅さんの作品は、蒸気機関車です。煙突から吹き出す蒸気が魅力の蒸気機関車、撮影のタイミングがとても難しいのだそう。ベストショットを撮影するために、長時間待つこともあるよう……。
今回も力作です。じっくりご覧ください。郷愁を誘いますよ。
ハドソン機が磐越西線をゆく
群馬県の高崎機関区は二機の蒸気機関車を所有しています。
一機はD51型の498号機、もう一機はC61型の20号機です。C61型は前輪2、動輪3、従輪2という2-C-2の車軸配置で、”ハドソン”と呼ばれています。マニアックですんまへん。
桃太郎電鉄を作ったゲーム会社の社長は、C61型と同じ車軸配置のC62型蒸気機関車が大好きで、社名もハドソンにしたそうですよ。
SLばんえつ物語号は、磐越西線の新潟駅から会津若松駅までの非電化区間を、毎年運行していますが、この年だけハドソン機が初入線。
理由は、メインの牽引機である新津機関区所属のC57型180号機が定期検査で大宮工場へ入場したため。この日はSLばんえつ物語号のヘッドマークを付けていない試運転列車を撮りに出撃しました。
会津若松からの返しは、夕陽と絡めて撮れる馬下(まおろし)へGO。
SLの通過時間が近づくに連れて、太陽と空が真っ赤に染まって、これ以上ない最高の状態。
が、ここで問題発生!
通過時間になっても列車が来ません。
間もなく日没・・・そうなると、写真も心も真っ暗。
ヒヤヒヤ・ドキドキしていると、踏切がカンカンカン。太陽が沈む前に無事に通過しましたとさ。
桂小梅さんご出演≪桂小梅・噺家になって10周年≫
桂小梅・噺家になって十周年
日時:令和3年5月18日(火)18時半開演、18時開場
出演:桂小梅、桂二葉、桂呂翔、ゲスト:桂梅団治
木戸銭:前売・2000円、当日2500円(102席限定)
会場:天満天神繁昌亭
お問い合わせ:06-6606-563 umedanji@nifty.com(事務局)