7月22日(火)に動楽亭で開催される「山本和行がいた阪神タイガースを語る会」にご出演いただくマグナム小林先生から、会に寄せてメッセージをいただきました。ゲストの山本和行さんにうかがいたいことをまとめられたのだそう。それは…?
博識なマグナム小林先生だからこその疑問。今からワクワクが高まってきます。
1979年の阪神タイガース
7/22に元阪神タイガースの投手だった山本和行さんと対談させて頂く。もちろん1985年の事も聞いてみたいが、他に聞いてみたい年が2つある。1つは1979年、もう一つは、1973年。
1979年は、田淵、古沢と真弓、竹之内、若菜、竹田の交換トレードがあり、また、江川騒動で江川と小林のトレードがシーズン前にあった年。
1973年はシーズン最終戦まで巨人と優勝を争い、甲子園での最終戦で敗れて優勝を逃した年。
ここではまず、1979年の話をしたい。前年の78年が球団史上初の最下位。打線は掛布、藤田、田淵が数字を残してそんなに悪くはないが、投手陣でまともな数字だったのは、江本、池内くらいしかいない。
79年、監督が後藤からブレイザーに代わり、田淵、古沢の穴をどう埋めるかが、課題だった。そこへ江川問題の影響で巨人の小林繁が入団した。小林は22勝をあげ、古沢の穴を埋めるどころか全然、おつりがくる活躍を見せた。先発投手陣も小林、江本、工藤、長谷川、山本で回し、リリーフも池内、そして先発と兼任の江本、山本で前年に比べれば形になった。
打線も掛布が48本塁打でホームラン王になり、田淵の穴を補ってあまりある数字を残した。ラインバック、佐野が3割を打ち、移籍組の真弓、竹之内、若菜も活躍、打線は上位チームと遜色なかったと思う。
この年、優勝を争ったが、結局、4位。戦力だけ見たらそんなに悪いチームではないし、なぜBクラスになってしまったのか。
そして、田淵さんらの大型トレードをどう思ったのか。そして江川騒動から始まる小林繁入団をどう見ていたのか、当時、チームの中堅選手だった山本和行さんに聞いてみたい。
