桂小梅さんの鉄道写真は、どこか懐かしい景色が広がっています。今回の作品も昭和にタイムスリップしたかのような風景です。師匠でありご尊父でもある桂梅団治師匠の撮影するSLとは、また一味違う優しさのあるSLが走る風景です。
世知辛い昨今、のんびりとした世界を堪能しませんか?桂小梅さんの鉄道写真、お楽しみください!画像はクリックすると大きくなります。
D51200と稲掛け
昨夜の落語会場だった山口県の長門湯本温泉のホテルに泊って、早朝に出発。夕方の佐賀公演まで時間があるので、SLやまぐち号撮影のために山口線へプチ寄り道。
京都鉄道博物館の蒸気機関車エリアで、SLスチーム号として走っていたD51200が、前年から本線復活。
その同年に新潟トランシスで製造された「新しいレトロ客車?」35系との組み合わせが実現しましたが、代わりに国鉄時代から走り続けていたC56160とSLやまぐち号の目玉だった12系レトロ客車が引退したのは残念でなりません。
C56160はD51200の代役で、本線へ出られないSLスチーム号の専用機に。そして、12系レトロ客車は新天地の静岡県大井川鐵道へ譲渡されたまま、未だに動いていません。
形式が変わっても、やっぱりSLはSL。田舎の風景にマッチする被写体です。
何処で撮ろうかとロケハンをしていると、丸太を組み立てて稲を干す稲掛けを発見。
平成によみがえった車両達が昭和を醸し出してくれました。
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小梅さんはInstagramも(https://www.instagram.com/koume_katsura/)も随時更新中。こちらにも素晴らしい写真を多く投稿中。要チェックです。