夏の風物詩のひとつに甲子園での高校野球があるのではないでしょうか。桂小梅さんがその夏の風物詩を撮り鉄目線で撮影してきてくださいました。現在は運行していない列車で、今となってはとても珍しいですよ。
桂小梅さんの温かな視線が今回も光っています。鉄道写真、じっくりご堪能ください。
夏の高野臨
MLBオールスターゲームのルールまで変えてしまった二刀流の大谷翔平選手や先月引退を表明した”平成の怪物”松坂大輔選手など、錚々たるメンバーが白球を追いかけた甲子園の高校野球。
注目の選手が試合で活躍すると、球場内は大フィーバーの大盛り上がり。でも、試合前から大阪駅界隈は撮り鉄で大賑わいです。
なぜって?それは東北や北陸の各地から大勢の人達を乗せて、甲子園で高校球児を応援するための甲子園応援列車、通称:高野臨(こうやりん)がやって来るから。
決して高野山の参拝用臨時列車ではありません(笑)
この応援列車のほとんどが魅力のある国鉄車両を使用しており、普段は入って来ない大阪駅へ早朝に入線。撮影に行ったこの日は、普段はJR東日本管内を走っている秋田所属の583系が『秋田商業応援列車』のヘッドマークを付けてやって来ました。
今はバスや新幹線へ代替し、しかも583系やブルートレインが引退したため、こういう情緒のある応援列車が全滅。
また復活して、走って欲しい列車の一つです・・・