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高校3年生~マグナム小林の二死満塁!~マグナム小林

マグナム小林

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お待たせしました。大好評!野球談議のマグナム小林先生の第5回目です。今回は高校野球について。本来なら夏の高校野球大会で盛り上がってる時期ですが、今年は開催の自粛が発表されました。


そんな自粛中に出来る事はなんなのか!?これからの高校球児たちのためにできることを語っていただきました。それではお楽しみください。

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高校3年生

別に舟木一夫さんの歌ではない(古い)。

今年、高校野球の全国大会が春夏共になくなって、3年生の為に何かしてあげられないかという機運が高まった。
野球をやっていた人間としてそれは分かる。でも、今までそんな事を言わなかった人が急にそういう事を言い出す事に違和感を感じた。

なぜなら、3年生にやらせてやれというけど、今までにベンチにすら入れない3年生がどれだけいたか。そういう人たちにはその言葉を言ってあげられないのか。レギュラー争いに敗れたから仕方がないのか。私は違うと思う。

外国の人が驚くのが、日本の高校の部活の補欠の多さ。他国では考えられないらしい。下手すれば部員の多さを誇る学校すらある。レギュラーになれるかどうか分からないのに強豪校に行く感覚が海外の人には理解出来ないらしい。私も理解出来ないけど(苦笑)。

強豪校でレギュラーになれば、スカウトの目にも止まるだろうが、ベンチにも入れなければ、その先野球を続ける事すら難しい。

確かに弱い学校は野球をする環境は良くないがレギュラーになれる確率は高い。どちらを選ぶかは人生の選択なのだろうが、15歳でそれをするのは酷な話。何とかする方法はないのか。あります(笑)。

夏の大会だけでも、一つの学校から2チーム出られるようにすれば、3年生が出られる確率は上がるのではないか。もちろん、全部が全部そうなったら大変な数になるから60人以上部員がいる学校に限ればいい。千葉県で言ったら40校くらいじゃないのかな。

我々が高校生くらいの頃の漫画に第三野球部というのがあった。まさに高校の三軍チームが強豪校や一軍チームを倒して行くという話(主人公の山下太郎君の同姓同名の先輩がうちの野球部にいた(笑))。それを現実にしようというもの。

もしかしたら、決勝で大阪桐蔭対大阪桐蔭があるかも(笑)。逆に言えば、3年生優先で出られなかった1、2年生にもチャンスが生まれる。高校野球全体の活性化にも繋がると思う。

問題点があるとすれば2つ。

今以上に強豪校に選手が集まるという事。でも、今は、野球部の顧問を出来る先生がどんどん少なくなってる。放っておいても野球部のある学校は少なくなるだろう。ならば少しでも野球が出来る環境の学校に集めた方が選手の為にもなるのではないか。

もう一つは今ですら予選が過密日程なのに、参加校が増えたら余計に過密になるのではないかという事。

これは参加校が増えても1、2回戦が増えるだけで上の方には関係ないし、そもそも今が過密日程に対する対策を怠ってるだけで、やろうと思えば、如何様にも出来る。
今だって4回戦から中2日ずつ空けるくらいの事は出来る。

過密日程を懸念するのであれば、シード校を3回戦や4回戦から登場にしても良いと思う。他のスポーツならそれくらいのシードの優越は全然ありだし、弱い学校が2回戦くらいで強豪校と当たるのは、打球の速さが違い過ぎるので危険だとも思ってた。シードの優越が大きくなれば、春の大会の真剣度も増す。


ここまで話せば、私が言ってる事がそう悪い事ではないのがご理解頂けたと思う。決して不可能な事ではない事もご理解頂けたと思う。出でよ、第三野球部!

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