プロ野球ファンに激震が走ります。それは、千葉ロッテマリーンズの選手の多くにコロナ陽性患者が出てしまったこと。千葉ロッテマリーンズをこよなく愛するマグナム小林先生は、とても胸を痛めておられます。
これから千葉ロッテマリーンズはどうすべきなのでしょうか。千葉生まれ千葉育ち、今も千葉に住むマグナム小林先生に考えていただきました。あなたなら、どう思いますか?
緊急寄稿
どうする、どうなる、これからのマリーンズ
今回は他の事を書こうと思っていたが、マリーンズファンとしてこの事に触れない訳にはいかない。
コロナ禍に巻き込まれ、一軍と二軍を総取っ替えの状態。阪神も同じような事が起きたが、阪神は一軍と二軍の実力差がそんなにないチームなのでまだ凌げたが、マリーンズは正直、一軍と二軍の差があり過ぎる。若い選手が多いこともあるけど。こんな状態で試合が出来るのか。ファンとしてまず、ここが不安だった。ただ、クラスター指定されてしまえば、2週間練習すら出来ない。その状態に比べればまだマシと思うしかない。
とりあえず、ローテーション投手では岩下だけ、勝ち試合のりリーフ陣に被害がなかったのは不幸中の幸いだった。まだファイティングポーズは取れる。打線に関しては藤原、高部あたりに期待するしかない。
コロナ禍後の5試合を2勝3敗。よくやったと思う。特にホークスに一つ勝てて本当に良かった。いくらお得意さんとはいえ、首位チームだけに3連敗を覚悟していた。5試合の得点合計が8点。これでよく2勝出来たものだ。投手陣様々である。先制点を取れば勝ち、取られたら負け。打線が弱いだけに逆転する力はない。如何に先手を取るか。これにかかってる。
ここまではバファローズ、ホークスとそれほど打線が強力でないチームが相手だったから勝負になってる部分がある。今週からは苦手のイーグルスとファイターズと打てるチームが相手。先発投手のより一層の頑張りが求められる。と言っても相手の投手陣は2チームほどではないから、もう少し打てるとは思うけど。
打てない打てないというけど、まだ万策尽きた訳ではない。藤原が当たってる事もあり、1番から5番までは変える必要はないが、福田、佐藤の内容が良くない。特に福田の三振が多いのが気になる。ここは二軍で好成績をあげてる高部に期待したい。高部は最初に当たったのがバファローズの山本だったのが不運だった。実力はあるだけに使って貰いたい。
二軍の四番山口もぜひ、一軍に上げて欲しい。長打力はピカ一なので、下位打線に置いておくと面白いかもしれない。
10/7に見てきたが、ランナーが出れば送りバント。代打、代走、守備固めもない9人野球。まるで高校野球のようだが、仕方がない。勝てばいいのだ。
投手陣はリリーフ陣にはそれほど問題はない。先発投手陣は石川、美馬、小島、二木までは安定してるが、あと2人。中村が調子を落としてるだけに、古谷、有吉あたりに期待しないと。先発投手陣に関しては12球団一と思っていたが、種市、岩下の離脱は大きい。何とか戦える陣容はあるので、何としても先制点を取る、これに全力を注ぐしかない。
今回のマリーンズの騒動で高校時代の事を思い出した。我々の代は11人いたのだが、下の代が1。2年生合わせて11人。我々の代の引退後の新人戦はギリギリの人数でやっていた。エースが130キロ後半を投げられる投手だったので、千葉市の新人戦を勝ち進んでいった。当時は130キロ後半投げられればスカウトが来た。ヤクルトの名投手安田猛さんがスカウトとして来たくらい。
しかし、大会の途中にファーストが怪我をして出られなくなった。補欠でファーストを出来る選手が1人いたが、レギュラーとはかなり実力差があった。でも使わない訳にいかないので出場させた。最初の一塁への牽制球、暴投ではなかったが、ファーストミットに掠りもせずに後ろへ。それ以来、エースは一塁に1球も牽制球を投げなかった(苦笑)。それでも勝てた。チームは千葉市の大会を準優勝した。その時に思ったのが、野球は投手さえ良ければどうにかなる。
あとは置かれた状況でやるしかない。この2つ、まさに今のマリーンズに当てはまる。投手が今まで通り頑張って、残り試合を5割で行かれれば、二位は死守出来る。もはや、優勝とは言わない(苦笑)。何とか二位を確保してくれ!それがファンの願い。
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