梅団治一門といえば、鉄道写真。その原点といえる蒸気機関車の引退が発表されました。毎日新聞でも桂梅団治師匠がコメントを寄せておられたんですよ。
弟子で息子である桂小梅さんも感じるところがあるようです。桂小梅さんが見た景色、一緒に感じてください。鉄道写真第25回の公開です。
さよならSL北びわこ
先月、コロナの影響で運休していた「SL北びわこ号」の運転終了がJR西日本から発表され、HPや紙面、ニュース番組で大きく取り上げられました。
前々回『@シゴロク引退』に投稿した通り、北陸本線の米原駅と木ノ本駅を結ぶ関西圏から最も近いSL列車で、師弟ともどもこの列車には思い出がいっぱい。
この日は朝から天候も良好で、当時は現役バリバリだった寝台特急日本海(ブルートレイン)を湖西線内で撮影した後、対岸の湖東まで走って北陸本線沿線へ。
午前中に走る「SL北びわこ1号」は水田を入れて撮影。そして、午後の「SL北びわこ3号」の撮影地は長浜駅と虎姫駅の間にある姉川の築堤を選択。
その理由は、順光で伊吹山を入れて撮影できること。そして、この季節は田んぼにレンゲが咲いているから。
でも、レンゲが咲いている位置が毎年コロコロ変わるので、今年は吉と出るか凶と出るか?・・・祈りながら現場に到着。すると、見事なシチュエーションが!・・・それにSLもたくさんの煙を吐いてくれて、写真の演出をお手伝い。で、結果はご覧の通り。
他にも沿線には撮りたかったポイントがいくつもあったのですが、今回の発表でそれも叶わぬ夢に・・・
今まで走ってくれて、ほんまおおきにありがとう。