愛猫のきなこちゃんが他界して4年、ついに月亭天使さんの家に猫がやって来ました。その名もマーファちゃん。麦わら色と雉色が混じったトラ柄の女の子です。さて、月亭天使さんとどんな出会いだったのでしょうか?
猫とこれから暮らそうと思われる方にはピッタリの回です。お楽しみください。
ネコチャンがきたよ!その1
愛猫きなこが亡くなって四年。そろそろ、猫を飼いたいと思いながらも、きなこが亡くなったときのことを考えると、「私に猫を飼う資格はあるのだろうか」と悩む日々。
保護猫カフェで猫と戯れるほうが、そこまでの責任を負わず、楽しいことだけを享受できるんちゃうか、と。
しかし、このコロナ禍で「会いたくても会えない人」や「また会えると思ってたのに会えなかった人」の存在が、今、やりたいことをやろうと思わせてくれました。
また、「淀川の花火大会がベランダから見れる」という不動産屋さんの言葉に惹かれて住んだマンション(ペット不可)でしたが、結局、一度も花火大会を見ることができず、今年も見れないことが決定したので、それならペット可能物件に引っ越ししようと決心したのが始まりでした。
もちろん、自分が猫を迎えるときは、必ず、保護猫にしようと思っていたのですが、保護猫カフェの猫たちは、それぞれに保護主さんがおり、その保護主さんによって里親の条件が変わってきます。
例えば、
・一日六時間以上、家を空ける家庭は生後六ヶ月未満の仔猫は譲渡できない。
仔猫は体調の変化が激しく、家人が留守の間に亡くなってしまう可能性があるため。
・ワンルームでの飼育は不可(これは保護主さんによって違うみたいです)
猫との距離が近すぎると、お互いストレスを感じるため。
・高齢者・単身者は不可の場合もある
飼い主が何かあった場合(長期入院や死亡等)、その後、面倒を見る後見人を立てることで譲渡可能なところもある
もともと、保護猫カフェから迎える猫ちゃんは落ち着いた大人猫さんをと思っていました。また、今は泊まりの仕事が少ないものの、もし泊まりの仕事が入った場合は猫を飼っている友人か、ペットシッターさんにお願いしよう。
そして、ワンルーム不可は保護主さんによって違うので、自分のお迎えしたい保護猫ちゃんの保護主さんに話を聞いてみるしかない。
後見人の件は猫を飼っている友人か先輩かなと考えつつ、ペット可のマンションを探し、保護猫カフェに行く日々。
「可愛いなぁ。一緒に生活したいなぁ」と思っている子がいても、まだマンションが決まってないから、名乗りは上げられないやと考えていると、いつの間にか里親さんが決まって卒業していたり。
里親の条件はときに厳しく思えますが、自分が保護した猫ちゃんが「今後、幸せになってほしい」と考えると、猫を飼うという責任を理解してくれる人にしか譲渡したくないと思う気持ちもわかります。
そんな時、落語会のお客様のFacebookに「子猫の里親さん募集してます」と写真記事が掲載されているのを見つけました。知り合いのそういう記事はたいていシェアをするのですが、その記事には猫ちゃんの性別が書いていませんでした。
なので、メッセンジャーで『男の子ですか?女の子ですか?』と聞くと、『保護した人に聞いてみます!』『どの子ですか?』と返信が…
「あ、この方が保護したんじゃないんや!あれ?私が飼いたいということになっている??」と一瞬よぎったものの、『この麦わら模様の子です』と返信する私。
もちろん、今、道で猫ちゃんを拾ったなら、性別問わず、保護するが、元々うちで飼っていた、きなこも女の子。女の子の育て方なら、なんとなくわかるかもという理由から、漠然と女の子がいいなぁと思っていたところ、『女の子です』との返事が…。「まだ、マンション決まってないんですが、会いに行けますか?」と聞くと、保護主さんに確認をしてくださり、奈良へ会いに行くことになった。そのときの猫が、今、うちにいるマーファーという猫なのですが、長くなったので続きはまた次回に…(笑)
現在、楽しい日々を送っています。↓