前回に引き続き、愛猫マーファーちゃんとの出会いを
月亭天使さんんいつづっていただいています!
動物と共に暮らす上ではペット可の物件を探す必要がありました。
月亭天使さんが体験した不動屋さんはまさかの〇〇風不動産屋さん…?
お楽しみください!
ネコチャンが来たよ!その2
猫ちゃんを迎えようと決意するとほぼ同時に、Facebookで里親を探す仔猫の記事が目につき、奈良に会いに行くことになりました。
記事をアップしていたのは落語会のお客様でしたが、もともと保護したのは別の方、その保護された仔猫を預かってお世話をされている方がお客様のご友人でした。
今、考えると、その写真を見た瞬間から、うちにくることが決まっていたのではないかと思いますが、「とりあえず、実際、猫ちゃんに会えますか?」とメッセージを送り、会わせてもらうことになります。奈良駅で、お客様と待ち合わせをして、車で連れて行ってもらうことになりました。ありがたや~。
ご友人のお宅には、里親を探す仔猫ちゃん兄弟のほかに、二十四匹(私の記憶が間違っていなかったら)の猫ちゃん、ワンちゃん一匹、そしてハムスターや蛇、トカゲ等等たくさんの動物が同居するお家で、実際、仔猫(今、うちにいるマーファー)に会いに行った際、肌ざわりが未知との遭遇だったトカゲを手に乗せて頂いたり、手のひらサイズの白蛇を見せて頂いたりしました。

最初に会ったマーファーも手のひらサイズぐらい。片手で支えられるほどでした。
まだ、赤ちゃんだったせいか、抱っこしているとそのうちに目を閉じて、うとうとし出します。
かわいー。
もう、絶対、連れて帰ろう!!
と思ったものの、まだ、ペット可マンションの入居日が先だったため、その日はとりあえず、帰ることに…。
もともと、ペット可マンションに引っ越ししてから、ゆっくり猫ちゃんを探そうと思っていたのですが、運命の出会いを果たしてしまったため、猫ちゃんのお迎えが先になってしまいました。
まあ、人生そんなもんですよね。
結婚でも決まるときは勢いというか、とんとん拍子にいろんなことが進んでいくんですよね。
あ、結婚したことないですが!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ところで、一言に「ペット可マンション」といっても、実は「犬はOK。でも猫はダメ」というところが結構あります。ただ、インターネットでは「ペット可能」としか書いていないため、不動産屋さんに行って、猫OK物件が少ないことを知りました。猫は、壁紙で爪をとぐからとか、スプレー行為と言って、トイレ以外でおしっこをすることがあるからとか色々言われていますが、どうなんでしょう。
余談ですが、私は、不動産屋さんがめちゃくちゃ苦手です。
不動産屋さんって、強引ですよね?
大学の時に下宿先を探すため、人生で初めて不動産屋さんにいきましたが、毎回、「ええ?」みたいなところを紹介され、しかも、「今、決めないとなくなりますよ」とか「ご希望の賃料なら、ここぐらい良いとこないですよ」とか圧が怖くて…。さすがに、大学から数駅のところにある庭付きの長屋みたいな物件は断ることができました。昭和な物干し台が庭にあり、庭でワンちゃんが飼える物件でした。いや、大学生に紹介すな。
今のマンションを紹介してくれた不動産屋さんは、私が生きてきた中で、一番、安心できるというか、怖くない不動産屋さんなので、これからも引っ越しの際にはお世話になろうと思っています。今の不動産屋の前にネットで探した不動産屋は、「ホスト設定」+「不動産屋」というお笑いのネタでありそうな不動産屋さんでした。
入った瞬間、強烈な香水の匂い。
そして、バーにありそうな無駄に背の高いスツール。ゆっくり座って、資料を見にくいがな。
店内BGMもハウス系?(ドラムの重低音がズンズンズズンズンみたいな音楽)というこだわり様。
きっと、社長さんは梅宮辰夫やなと思いながら、黒いマスクの営業マンに数件、案内されて内見に行ったのですが、図面にはない謎の給湯器(それも大人一人分ぐらいある)が室内のまあまあ目立つところにある物件等、どこも「これはちょっと…」という仕様でした。
断ろうとすると、別の黒マスクが現れ、「じゃあ、どうしたいんですか?!」と謎に上から目線で圧をかけられる始末。
昔の私なら、「す、すみません」と恐縮し、変な物件を契約していたかもしれませんが、今、私はまあまあの度胸と知恵があるため、「もうちょっと他に見てみたいです」と言い、次の予約を取り、その数日後、予約をキャンセルするという大人のことわり方を実行しました。
ネットで空室を問い合わせした時は、何回も来ていた営業メールとはうって変わり、それに対する返信は一切なかったのでした。
めでたし、めでたし。
というわけで、ペット可物件が見つかったものの、入居するまでにはかなり時間かかるため、マーファーを迎えにいくのは、2、3週間後に。
しかし、マーファーへの気持ちは日に日に強くなり、2週間後、もう一度、奈良へ行くことになります。それはまた次回~