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【祝!真打昇進&襲名】蝶花楼桃花師匠がヘアスタイルを変えた理由とは?大阪公演のお知らせアリ

ふじかわ陽子

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令和4年3月に真打昇進をされた春風亭ぴっかり☆改め、蝶花楼桃花師匠。女性初、笑点に大喜利出演をされたことも記憶に新しいのではないでしょうか。

この桃花師匠が12月19日(月)に大阪ABCホールにて、真打披露興業を開催されるとのこと。こちらについて記者懇談会がKITENA新大阪で開かれたため、寄席つむぎも参加させていただきました。さて、どんな話題が飛び出したでしょうか?

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東京・大阪・名古屋の三大都市で自主企画開催

東京で行われた寄席での真打披露興行は桃花師匠の同期と一緒に行い、口上も理事の御歴々師匠方がずらっと並ぶもの。お師匠さんである小朝師匠からもエールを送っていただき、桃花師匠は身が引き締まったとのこと。一門の方々にも多大なるご協力をいただいたとおっしゃいました。

11月1日なかのZERO小ホールにて開催された東京公演

そんなピリッと引き締まった披露興行だけでなく、あえて小朝師匠や一門の方々がご出演されない披露興行を桃花師匠は企画されたんです。それが12月19日に開催の大阪公演も含まれる東京・大阪・名古屋といった三大都市での披露興行。

普段から仲の良い方々にご出演いただき、「楽しい」雰囲気を味わってほしいという思いから。ご出演は、一門の大スター・春風亭一之輔師匠に春風亭柳枝師匠、春風亭一花さん、漫才からはロケット団先生といったスゴイ顔ぶれ。三都市すべて同じメンバーです。

東京公演での口上の様子

実は、記者懇談会が開催された前日には、名古屋公演が無事幕を下ろしたばかり。その興奮冷めやらぬ中での記者懇談会に、質問を投げかける記者の熱もこもります。この記者懇談会のあとは、東京へ戻って浅草演芸ホールでの出番だったんですよ。さすが今、売れに売れている女性噺家です。

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髪型をショートヘアの変えた理由

芸名が「ぴっかり☆」から「桃花」に変わっただけでなく、亭号も「春風亭」から「蝶花楼」と改め、真打昇進から様々なことが一新した桃花師匠。亭号が変わることにより、小朝師匠からの巣立ちという感覚があると言われます。

一新したといえば、ヘアスタイルも。ぴっかり☆時代はふわふわパーマがトレードマークだった桃花師匠。真打昇進にあわせてバッサリとショートヘアに。ここだけの話、周囲からは「前の方が良かった」という声もあったんですって。でも、「ぴっかり☆時代」を引きずらないためにも、ショートヘアを貫きました。

ふわふわのパーマも素敵でしたが、ショートヘアもとても似合われています

様々なことが変わりゆく中で、変わらないことも。それは「師匠小朝の弟子である」ということと、ご自身の中身は変わらないということ。ただ、真打になったことできゃぴきゃぴした部分をそぎ落としていき、どんどん素の自分を出せていければと、抱負を語ります。

「ちょっとでもスッキリしたイメージを持っていただければ」

と笑いながら言うショートヘアの桃花師匠は、真打昇進わずか1年未満には見えないほど堂々としておられました。眩しい!

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「女性」は私の持っている個性のひとつ

笑点の大喜利出演など、様々な「女性初」を持つ桃花師匠。まるで枕詞のようについてまわる「女性初」について、どう思われるか記者から質問が投げかけられました。桃花師匠は笑顔で答えます。

「自分ではあまり意識していなくて、たまたま”女性初”だったことが多いんですよ。言っていただけることは嬉しいです。それを切り口にして、芸人・蝶花楼桃花を意識していただければ。”女性”ということも、私の個性の一つです」

比較されがちな上方の女性落語家・桂二葉さんについて質問が飛ぶと、とても嬉しそうにこうおっしゃいました。

「ついさっき会ってきたところなんです(笑)。彼女が大阪でボン!といったので、私にも注目をしてもらえるという面も思います。彼女はブレイク前から元々芯が強く、センスの良い方です。今、こうなっているのは不思議ではありません」

「良い意味で気が強い(笑)」と二葉さんを語る桃花師匠

おたがいに高め合う存在のよう。その二葉さんのお膝元でもある大阪での公演に不安がないかという質問も飛びました。

「昔は大阪のお客さんは難しいと楽屋で言われていましたが、何度か独演会を開催させてもらった経験からいうと、東西の差は埋まってきているように感じます」

大阪特有の「オレの方がおもろい!」というお客さんが少なくなっているようで、大阪在住の記者たちもほっと一安心。胸を撫でおろします。

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お婆ちゃん落語家を目指して

エネルギー全開で今まで走り続け、ついに真打昇進。これからの桃花師匠の目標についてうかがいました。

「高座に上がり”おはようございます”だけで成立する落語家になりたいです」

年齢を重ねたのち、自身の歴史を出す。これが究極の目標なのだそう。頑張って頑張る姿も良いけれど、そういうものをそぎ落としていくことで魅せられるものもあると。真打に昇進された今だからこそ、改めてそう感じると言います。

笑顔が本当に素敵な桃花師匠

お婆ちゃん落語家が未だ誕生していない現在、女性落語家のあるべき姿は未知数です。様々な形が生まれ、桃花師匠の理想の形も実現すれば、今まで以上に落語界は盛り上がっていくでしょう。

これからも桃花師匠から目が離せません。

蝶花楼桃花オフィシャルサイト

桃花師匠 Twitter

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蝶花楼桃花 真打昇進披露公演

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日時:令和4年12月19日(日)19時開演、18時30分開場

出演:蝶花楼桃花、春風亭一之輔、春風亭柳枝、春風亭一花、ロケット団

会場:ABCホール

料金:4000円(全席指定)

チケット購入:

チケットぴあ(Pコード 514-975) https://w.pia.jp/t/momoka/

ローソンチケット(Lコード 52027)https://l-tike.com/momoka/

イープラス https://eplus.jp/momoka2022/

お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日・土曜 11:00~16:00)