3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。このWBCを戦う侍ジャパンのメンバーが、1月26日に発表されました。世界一奪還を目指す栗山英樹監督の肝いりメンバーなのだそう。
この発表を受け、野球をこよなく愛するマグナム小林先生は、「この選手をなぜ入れなかった?」と感じたのだそう。その選手とは…?
私が考える侍ジャパン
今回のWBCの侍ジャパンのメンバーを見て、まず思ったのは、浅村をなぜ、入れなかったのかなあというのはある。山田、山川より勝負強い。左打者が多いし、右で長打力もある浅村は入れて欲しかった。
大谷や吉田のようにどうしても外せない左打者が多いので、他のところは極力、右打者を優先しなければならなくなるだろう。なので、本来なら先発で使いたい近藤や大城あたりがあぶれてしまう。案外、こういう選手が大会後半には先発出場してるものなんだけれど。
やはり鍵を握るのは右打者だと思う。右打者が活躍しないと、バンバン左投手をぶつけてこられる。いくら左投手を苦にしない左打者が多いとはいえ、初見で一流の左投手を打つのは至難の業。特に注目してるのは牧。彼が打つ打たないでかなり打線の様相が変わってくる。ただ、彼の能力から言えば、クリーンアップを打っても不思議ではないので、彼がクリーンアップ以外で活躍したら、相当厚みのある打線になる。
ヌードバーに関しては、能力に関しては未知数だけれど、メジャーの投手に慣れてるというアドバンテージはあると思う。なので、やはり先発で使ってみたい。
山川に関しては国際試合の経験がほぼないし、ああいうタイミングの取り方の選手は過去にあまり活躍出来てないので、そんなにあてはしてないけど、貴重な右の長距離砲なので、下位打線で活躍したら面白いだろう。
四番を誰にするという意味では、村上には極力プレッシャーはかけたくないので、様々なプレッシャーを経験してきた大谷が私は良いと思う。このチーム、良くも悪くも大谷のチームだし、大谷に引っ張っていって貰う意味でも大谷が四番が良いと思う。
一番は出塁率の高い吉田正かな。言葉は悪いがこれだけのメンバーが揃うと他に置く場所がない(苦笑)。
二番には牧を置きたい。後ろにどうしても左打者が並ぶだけに、繋ぎの二番は右がいいし、出来れば長打も打てる方がいい。
私が考える打順は、以下の通り。
レフト 吉田正
セカンド 牧
サード 村上
DH 大谷
ライト 鈴木
センター ヌードバー
ファースト 山川
ショート 源田
キャッチャー 甲斐
さっきも言ったが、大会の後半には近藤や大城、岡本や山田が先発してる可能性は充分にあると思うし、打線が機能すれば、世界一奪回も夢ではないと思う。