林家菊丸師匠を中心に開催されている七本松落語会が、2月20日(火)に開催されます。会場は、京都の研究開発の中心地の京都リサーチパーク。今回で60回を迎えるため、豪華ゲストを迎えての賑やかな会になりそう。
さて、ゲストはどなたなのでしょうか。チラシを見ていきましょう。
二葉さんに小ゑん師匠が!
60回記念の七本松落語会のゲストはとっても豪華!
まず、今上方落語界で最もノリに乗っている桂二葉さん。第7回若手噺家グランプリ準優勝を皮切りに、令和3年度NHK新人落語大賞、第17回繁昌亭大賞、咲くやこの花賞大衆芸能部門を受賞。メディアへの進出へも果たし、関西の老舗番組『探偵ナイトスクープ』では探偵も勤めておられることは、皆さんご存知のことでしょう。
明るい声でのテンポの良い落語は心を躍らせるものがあり、人気実力共に上方落語の未来をけん引していく存在となっています。どんどんと成長していく姿に勇気をもらう人も。一瞬も目が離せません。
スペシャルゲストはもうお一方。東京から柳家小ゑん師匠です。落語協会所属の真打で、今年で芸歴49年の大ベテランです。東京における新作落語のパイオニアのお一人で、代表作に『ぐつぐつ』『鉄の男』などがあります。小気味の良い江戸弁で語られるおかしくも不思議な世界に、どっぷりハマってしまう方も多いとか。
鉄道マニアとしても有名で、演芸界の鉄道マニアの桂梅団治師匠、桂しん吉師匠、古今亭駒治師匠と共に書籍『鉄道落語』を出版されておられます。鉄道にまつわる落語会も開催され、鉄道マニアにも支持される存在です。
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こんな大物ゲストを迎えるのは、林家菊丸師匠。第77回文化庁芸術祭大衆芸能部門大賞を受賞し、名実ともに上方落語の顔となっておられます。生来の人柄の良さから生み出される血の通った高座は、時に観客の涙を誘うことも。重厚感と軽やさの両方を持ち合わせておられるため、長講であっても飽きさせることはありません。
ざっくばらんに言うと「今、見ておかないと損」な落語家です。今年芸歴30年を迎え、今もなお進化を続けておられます。
2月20日七本松落語会、要注目です!
第60回七本松落語会
日時:2024年2月20日(火)18時30分開演(18時開場)
出演:林家菊丸、ゲスト・柳家小ゑん、桂二葉、桂天吾、はやしや絹代(三味線)
料金:前売2500円/小中学生1500円
当日2800円/小中学生1800円
※前売り券が売り切れの際はご容赦ください。その場合、当日券の発売はありません。
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
ご予約・お問い合わせ:IG株式会社 075-325-2620(平日10時~18時、土日祝休み)
mail:shichihonmatsu@gmail.com
会場:京都リサーチパーク1号館4階 サイエンスホール(京都府京都市下京区中堂寺南町134)
※タクシーでお越しの際は「京都リサーチパークの東地区」と伝えると分かりやすいです
※いつもと会場が違います。ご注意ください