若手の噺家を“たっぷり味わう”場として幕を開けた花笑み寄席。第2回の出演は、筋肉落語家としての知名度も上がってきた笑福亭喬路さん。
ぎっしりお客さんが詰まった会場で、どのような出来事があったのでしょうか。
主催者の藤田さん自身のレポートでお楽しみください。
6/6花笑み寄席巻の2レポート
6/6(土)
関西は梅雨入りしておりましたためお天気はどうなる事やらと心配でしたが、暑い日差しの降り注ぐ中、無事に「花笑み寄席巻の二 笑福亭喬路の段」を開催することができました!
花笑み寄席始まって初の大入り満員!
一時はどうなることやらとハラハラしましたが、良いご縁がつながりまして、無事に全てのお席が埋まった状態で、喬路さんをお迎えすることができました。
会場にお客さまを埋めるのが世話人の務めであり、責任だと考えてますので、お客様一人一人のお力添えがあってこその花笑み寄席だなと改めて実感しました。
誠にありがとうございました。
前日にレンタルスペースぱれっとのオーナーさんと二人で椅子をかき集め、手分けして1階から2階に運び、客席と高座の設営を行いました。
また、前回は早い時間からお客様がお越しくださっていた状況を踏まえて、今回は混雑防止のために急遽整理券を配布し、番号順のご案内制度に切り替えたり、
会場内に貼り紙を設置して、お客様が心地よく過ごせる空間にできるよう、運営の見直しを行いました。
さて、開演し喬路さんが高座に上がりますと、会場は熱気と笑いに包まれました!
「朝から広背筋を鍛えてきました!」と爽やかな笑顔で語り、お客様と心の距離を縮めてから、修行中に松喬師匠よりつけていただいたという『つる』。
そして、姫路出身の喬路さんらしい『皿屋敷』の2席を披露してくださりました。
『つる』のアホの明るさと、井戸から出てくるお菊さんの恨めしそうな表情。その対照的な表現の手法は、喬路さんの培ってこられた日頃の努力があるからこそなのだと感じました。
終演後、喬路さんに感想をお伺いすると、
「今まで落語をした会場の中で、1番お客様との距離が近かったと思います。ドキドキした〜笑雰囲気のある古民家でしたし、他の寄席では味わえない空気感が楽しめると思うので、ぜひ足を運んでみてください!」
とお話してくださりました。
喬路さんのご活躍は、プロ入りされる前の落研時代より拝見していたのですが、今後、どのように成長していかれるのか、その背中が楽しみです!

ちなみに、花笑み寄席の会場のレンタルスペースぱれっとさんは、オーナーさんが祖父様から受け継がれた、大正時代から続く歴史ある建物が土台です。
「落語会で利用してもらうのが長年の夢だった」とのことでして、ほぼ毎月オーナーさん主催で開催されている月亭秀都さんの「路地裏寄席」を皮切りに、桂三幸さん、桂弥っこさん、露の新幸さん、露の棗さん、桂小文三さんなど多くの落語家さんがぱれっとさんの高座に上がっていらっしゃいます。
このような貴重な会場で会を開催させていただけていること、演者さんがスケジュールを空けてくださってること、そして、お客様が足を運んでくださること、全てが当たり前では無いなと痛感し、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
鈴芽堂では、ひとつひとつの会の準備に時間をかけ、心を込めて運営しております。
演者さんが気持ちよく高座に上がることができ、お客様にも心地よく落語を楽しんでいただけるよう、その時々に応じて運営方法を見直しながら、より良い会となるよう努めております。
鈴芽堂が多くの方から信頼される会になるよう育てていきたいので、今後も精進してまいります!
さて、鈴芽堂の今後の予定ですが、放出のレンタルスペースぱれっとさんでの花笑み寄席は次回7/5の旭堂一海さん特集・9/13の桂米舞さん特集共に満席!
ご予約を賜り誠にありがとうございました!
現在はキャンセル待ち受付中です。
11/1に2回目の笑福亭呂翔さん特集を開催致します。
また、10/24には西宮の門戸寄席さんにて鈴芽堂1周年記念公演を開催致します。
詳細は7月以降解禁予定です。
引き続き鈴芽堂をどうぞよろしくお願い申し上げます。



