コロナ自粛中にも露の眞さんを励ましてくれたNMB48のメンバーたち。アイドルには落ち込んだ気持ちを穏やかにする力があるのかもしれませんね。
自分が軽率な行動をとれば多くの人に迷惑がかかってしまうコロナ自粛中、露の眞さんはどのようにNMB48を楽しんでいたのでしょうか。とても現代風でこれもアリですよ。お楽しみください！
自粛中にも広がる魅力。
今年のコロナ自粛中は暗黒でした。
といっても、今も油断できない状況ですから引き続き、気を付けていきましょう！
元々引き籠り気質な私でもしんどかったくらいですから、普段アクティブな方はもっとしんどいと思います。
どんな些細な事でも何かを発信していないと、自分が噺家である事を忘れてしまいそうになる毎日。3～6月が特にしんどかったです。万が一感染すれば私だけでなく一門や上方落語全体に迷惑がかかる。軽率な行動はできず家に引きこもる毎日です。
この期間、アイドル業界も大変です。
握手会も、ライブもできない。
さぞ苦しい想いをしてはるんやろう…と。
でもNMB48は行動が早かったです。
「zoom」というミーティングアプリを駆使して握手会の代替手段や様々な配信を開始されました。
私は何か辛い状況になったらトコトン落ち込む性分。それもどん底のどん底まで。
そんな私を見抜かはった師匠は「起こってしまった事を考えるな。辛い状況を受け止めて、この先どうするかを一番に考えなさい」とよく言うてくださりました。
NMB48の動きはまさにそれ。
ピンチをチャンスに。
ファンが喜ぶコンテンツをたくさん生み出してくださいました。落ち込む時間など与えないほど。
人狼・料理・商品会議…と企画内容も充実。私の暗黒生活にも彩りをくれました。
それに加えて各メンバーの方々も自身の特技や趣味をそれぞれ活かした配信をたくさんしてくれてます。
アイドルファンの中でDDという言葉をききます。これは『誰でも大好き』という略語？らしいです。
私はわかぽん激推しですが、公演に行くたびにどんどん気になるメンバーの方が現れるので、DDになる方の心境もうなずけました。
DDと言われる側は少し複雑なのかもしれませんが…(私も眞単推しと言われたらそりゃ嬉しい)、それだけみんなそれぞれ魅力的なんです。私が公演で気になったのはあんたんと磯ちゃんと…ってまた詳しくは別コラムで書きます。
配信でも気になる気になる！
わかぽん(安部若菜さん)は気になるニュースをわかりやすく伝えてくれる「わかぽんニュース」を。私はニュースはちゃらんぽらんなので(噺家として致命的)、大変勉強になります。
個人的にまなてぃー(６期生・北村真菜さん)のヘアアレンジも面白くて、アレンジするほ
ど毛がない私も楽しく拝見してました。これから大人になるにつれてもっともっと綺麗になってくんやろうなぁ。要注目です！
あんちゅ(３期生・石塚朱莉さん)のゲーム実況も楽しくて毎日の楽しみに。
https://www.youtube.com/channel/UClsf_9w7-aC0hYyGCoCSv0Q
サバサバかと思ってたら時折繊細さが垣間見られて…表現力抜群。すごく人間として魅力的な方です。
中でも驚いたのが、まりんちゃん(６期生・菖蒲まりんさん)の着物着付け動画。
わかぽんも着物は自分で着るそうで凄いと思ってましたが(私は女性物は自分で着られない)、なんとその動画ではお太鼓結びを一人でしてたのです…！
私の師匠・露の都は女性です。
自分が着なくても師匠が着物に着替えはる時にお手伝いをさせて頂くのである程度の手順はわかります。何百回と見てきました。
噺家は狭いスペースで手早く着替えます。
使う器具は最小限。でもとても綺麗に着ます。
それを見てきた上で、まりんちゃんの手つきは相当着なれてるように見受けました。YouTubeでその他の着付け動画も拝見しましたが、すごく綺麗に、品のある着方をしてはります(偉そうに聞こえたらごめんなさい)。
チャンネル開設されてますのでチェックしてみてくださいね！
https://www.youtube.com/channel/UCscqL7mZr8lDBc_uauqXddQ
シワを伸ばす手つきとか師匠そのものやったので、思わず家で修行中を思い出して身構えてしまったほどです。
まりんちゃん推し情報によると長い間着付け教室に通っていたり、茶道をしてはったそうです。それを聞いて激しく納得！
私は茶道は一瞬だけ習った事がありますが、あまりの奥深さに断念しました。
「和」が薄れていく昨今。
落語もそうですが、私はどじょうすくい踊りや日本舞踊も習っており和の素晴らしさに触れる毎日です。畳が好きやし、着物も好き、和が大好き。苦手なのは和式トイレくらい。
だからアイドルの方々がそういった「和」を発信してくれるのってすごく嬉しいんです。
それぞれが自分のステージで様々な個性を放つNMB48。この自粛期間中にも更に大好きになりました。
そういった配信を視て刺激をもらって、私もゲーム配信を始めました。他にも落語にテロップや効果音を入れてみたり、自分なりの精一杯の挑戦です。家族から「あんたあの配信、変やで」とリアルクレームが入ったりしますが…まぁ、私の場合は「恥かいてナンボ」精神。
少しずつ、下手くそなりに、焦らずがんばります。
