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一緒にいたかった~露の眞のアイドル愛:露の眞

露の眞
第2回寄席つむぎ落語会 8月16日(月)in門戸寄席 J:SPACE

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3年前に急逝された露の雅さん。彼女の妹弟子の露の眞さんは、雅さんがいなくなった日々を昇華できずにいたそう。ふとした時に二人ですごした日々が、胸に去来します。

そんな眞さんの背中を押したのは、ZONEのあの曲だったそう。それは……。

言葉にできない悲しみを形にしてくれるのも、音楽かも知れません。お楽しみください。

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一緒にいたかった

前回の記事で「過去ばかりみるな」みたいな事書きましたが、早速過去の話をします。

ほんとに誤解を招きたくないんですが過去も大事です!それがあったから今の自分がありますから!

私のアイドル好きは幼少期からでした。
血は争えないのか、姉も女性歌手(華原朋美さんの熱烈ファン)やアイドルのファンでしたから自然と私も好きになっていったのです。
まずは私の世代では誰もが燃えたでしょう、モーニング娘。
今もなお活躍されててすごいグループです。私はモーニング娘。ももちろんのこと、派生ユニットのタンポポが好きでした。
それについて語りたい所ですが、ハロプロは妹弟子の露の棗ちゃんが大のファンなので機会があれば彼女に熱く語ってもらいましょう。

モーニング娘。もそうですが、私が青春時代に最も燃えていたのはZONEです。

ZONEは当時、全員北海道在住で2001年にメジャーデビュー。脱退・新メンバー加入を経ましたが2005年に解散。2011年に再結成。現在は活動を終了しております。
ZONEはアイドルではないかもなんですが…当時は楽器を持って歌って踊る「アイドル+バンド=バンドル」として注目されていました。
バンドのイメージを持つ方もいらっしゃると思いますが、元々はダンスグループ。それが【楽器を持って踊る→実際に演奏を始める】という経緯でバンド形式になっていったのです。

サードシングルの「secretbase~君がくれたもの~」(2001年発売)が大ヒット。当時の人気ドラマ「キッズウォー」の主題歌で、中学生だった私も燃えまくりました。

この曲は今でもよく耳にしますよね。

君と夏の終わり
将来の夢、大きな希望忘れない
10年後の8月また出逢えるの信じて

(ZONE「secretbase~君がくれたもの~」、作詞作曲・町田紀彦)

この歌詞通り、10年後の8月にZONEが再結成された時は泣きましたよ。粋な事してくれるね。

「secretbase~君がくれたもの~」ももちろん好きなのですが、ZONEは他にも名曲がたくさんあります。

とにかく「まっすぐ」なんです。

大学で感情がひねくれた時は少し離れましたが、改めて今聴くと真っ直ぐさがより直撃してきます。

大好きな「夢のカケラ・・・」、絆を描いた「trueblue」、実話を元にした「白い花」、アイスエイジの主題歌となった「一雫」、胸が痛くなる片思い「僕の手紙」…好きな曲をあげればキリがありません。

その中で今あえて一曲を選ぶとしたら、
「一緒にいたかった」です。

この曲は「一雫」(2002年発売)のカップリング曲。実は高校の時に、この曲の熱い感想文を雑誌に投稿して掲載された事があります。それでギフト券5000円分ゲット。当然ZONEにつぎこんだわよ。

タイトルの通り「別れ」を歌っており、カップリング曲ですがファンの間でとても人気のある曲でした。

いつまでも君と一緒にいたかった
今もまだナミダは乾かないけど
そんな時君の笑顔思い出す
優しさに僕は抱かれてた

(ZONE「一緒にいたかった」作詞作曲・櫻井真一)

当時は卒業や故郷を離れる別れで胸打たれてましたが、今聴くと違う事が浮かび上がります。

噺家になって13年目。
色んな出逢いがありました。たくさんの方にお世話になり、思い出を重ねてきました。しかしその反面、悲しい別れもたくさんありました。卒業や個人的な別れは、相手が生きている限りいつかまた逢えます。ただそうではない場合は…。

2017年に姉弟子の露の雅姉さんが急逝された時。
その時の事は思い出したくないけど、姉さんの事は思い出したい。

雅姉さんと私は芸歴が4ヶ月違いで、同じ三重県出身です。
なので私が入門した時もとても喜んでくださりました。姉さんも私もかなりおっちょこちょいな所があるので、お互いが1年目の頃はよく二人一緒に師匠をしくじっては反省会をしてました。

姉さんはとても不思議な方で色んなエピソードがあります。

「ハックショーン!!!」と豪快すぎるくしゃみをして、その勢いでドアで額を打って流血してはったり。
実は年季明けも姉さんと一緒の日(2010年8月)やったのです。本来なら喜ぶべき日やのに「私らアホすぎて見捨てられたんかなぁ?」と本気で話し合ってました。
今思えば、芸歴も近くて生意気な私は、姉さんに対してかなり失礼な事もしていたかと思います。

たまに怒らせてしまう時もあったけど、
それでも姉さんは優しく一門を守ってくれてました。おおらかな方やったからこそ私たちもノビノビできてたんやと思います。

今も「都一門は仲がええね」と言うて頂けるのは雅姉さんが筆頭弟子やからなのかもしれません。

すごく不器用な方ではあったけど温かい人。
「筆頭と言われる事が辛い」
「自分は筆頭として役目を果たせているのか」
と話してくれた時もあったけど、姉さんが筆頭で本当に都一門は良かったんですよ。
そして姉さんを失った今、その苦悩が私にも少しだけ分かるようになりました。当時は「姉さん考えすぎ。筆頭とか考えなくていい、お気楽に」て返してたんですけどね。

今でももちろん雅姉さんは都一門の筆頭弟子です。

それでも姉さんが今そばにいない事実は、いつか受け入れなくてはいけないから…。

いつまでも君と一緒にいたかった
こわかった暗い夜もあるけど
そんな時君の歌を思い出す
歩き出そう 道は続いてく

(ZONE「一緒にいたかった」作詞作曲・櫻井真一)

ZONEの「一緒にいたかった」。
時を越えて私の背中を押してくれました。

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感想をお聞かせください。

露の眞さんの背中を押してくれたZONEの『一緒にいたかった』。あなたにとって背中を押してくれた曲はなんでしょうか。もしございましたら、教えてくださいね。

露の眞さんはTwitter(https://twitter.com/makorin1379)も随意更新中。こちらも要チェックです!