令和4年11月24日に大阪産業創造館で開催された「落語で学ぶコンテンツ作成の基本」は、無事に幕を下ろしました。平日の昼間であるにも関わらず、40名を超えるお客様にお越しいただきとても嬉しかったです。ご来場いただきました受講生の皆様には、深く感謝申し上げます。
講師は『寄席つむぎ』代表でコンテンツライターのふじかわ陽子、落語を披露してくださったのは林家染八さんです。さてさて、どんなことが繰り広げられたのでしょうか?
この記事では、当日の様子をお届けします。
前半はふじかわ陽子が
14時から開始したこのセミナーの前半60分は、ふじかわ陽子の講義。まずは自己紹介から。学生時代に試食販売のアルバイトをしていた時、コンテンツと購買意欲の関係に気付いたこと等を話させていただきました。久しぶりに人前で喋ったものの、掴みは上々です。
コンテンツマーケティングは見込み客に「自分のための商品/サービスだ」と思ってもらうため、コンテンツを使用します。しかし、コンテンツを発表するだけでは、ただの娯楽に。そのことを『寄席つむぎ』を例に挙げ説明します。
その後は、『寄席つむぎ』でも以前掲載していた「コラムの書き方」などを説明させていただきました。基本的な「起承転結」だけでなく、コンテンツマーケティングではクローズド方法も最後に付け加えることが大切になります。何を目的とするかで方法が変わってくるため、受講生の課題になったかもしれません。
その他、SNSの活用方法やタグの意味など解説。色々と伝えたいことが多く、気付けば60分を10分ほどオーバー。伝え足りないことはありましたが、盛りだくさんの内容をお届けできたかと思います。
後半はお待ちかねの林家染八さん
10分の休憩を挟み、お待ちかねの林家染八さんの登場です。大阪産業創造館の会議室で、初めて高座が組まれたのだそう。何事も初めては嬉しいですね。座布団は担当してくださったSさんが、ご自宅から持ってきてくださいました。林家染八さんいわく「座りやすい座布団」だったとのこと。
前半で説明した「起承転結」を踏まえて、『時うどん』を披露してもらいました。前半に「正解」がある「仕込みオチ」の『時うどん』は、「起承転結」を理解するうえでも良い教材になったのではないでしょうか。
教材ではあるものの、落語は楽しいもの。客席から大きな笑い声が沸き上がります。実は林家染八さんの、落語会のお客さんも駆けつけてくださっていたんですよ。普段から落語を聞きなれておられる方が率先して笑ってくださたおかげで、少し緊張気味だった他の受講生もリラックスして楽しんでいただけたように感じました。
落語のあとはふじかわ陽子が再登場し、林家染八さんと対談です。林家染八さんに「客層によって変えることは?」など質問をし、落語家ならではの気遣いやこだわりについて語ってもらいます。この気遣いやこだわりは、コンテンツを作る上でも大切なこと。ここでようやく「落語から学ぶコンテンツ作成の基本」の意味が、受講生に伝わった気がします。これを最初に言えば良かったと、帰宅後に思いました。
対談開始直後はコンテンツ作成についてそれぞれ語っていたのですが、気付けば演芸界の裏話に。この時が一番、受講生が盛り上がりました。途中、林家染八さんに「共犯になるから、止めて!」と釘をさされつつも、裏話ってやっぱり面白い。受講生が会社でコンテンツを作成する際の参考になったはずです。
あっという間に時は過ぎ、既に時計の針は16時半を指そうとしています。そろそろお開き。二人そろってお礼を述べ、受講生は会場を後にします。この時、アンケートも書いていただきました。満足度はなんと95%!ありがたいことです。
また来年、大阪産業創造館で開催されますので、次回もぜひお越しください。笑いあり学びありの2時間をご提供します。
出張セミナーを承ります!
この「落語で学ぶコンテンツ作成の基本」は出張セミナーを承っています。コンテンツマーケティングを基礎的な部分から学びたい方や、楽しくコンテンツの作り方を学びたい方にピッタリのセミナーです。2時間コースだけでなく、1時間や3時間にしたり複数回に分けたりもな対応可能ですので、ご相談ください。
費用やご準備していただくものについては、お問い合わせください。全国どこでもうかがいます。