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「誰かのため」はいずれ自分のために!~お笑い福祉士紹介:笑福亭学光

笑福亭学光

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▲猫好きの、猫好きによる、猫のための落語会▲

笑福亭学光師匠が設立された洒落の資格「お笑い福祉士」。ボランティアで施設を訪れるために設立されました。創設された2004年から、今では延べ500人以上のお笑い福祉士が誕生しているとのこと。

笑福亭学光師匠はただ落語や諸芸を教えるだけでなく、逆にお笑い福祉士の方々から教えられることが多いとのこと。それはあたかも神様が「この人たちから学べよ」と言っているかのよう。

今回から、その学びを与えてくれるお笑い福祉士の方々を紹介していきます。なかなか深い言葉が飛び出しますよ。人生に迷っておられる方には特に響くかと思います。

(構成・文章:ふじかわ陽子)

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定年後は誰かの役に立ちたい

お笑い福祉士養成講座「お役に立ち隊」でのお稽古の様子、藤岡さんは『代書』を

お笑い福祉士紹介の第1回目は、お笑い福祉士全国の会代表の藤岡繁喜さん。芸名を「安岡寺家康楽」といいます。昭和16年生まれ、今年80歳の人生の大ベテラン!

定年まで大手空調機器メーカーを勤め上げ、定年後に何をするか迷っていた時にお笑い福祉士養成講座と出会いました。実は藤岡さん、視覚障害を持っています。それもあり、再就職は困難だと。

それから、今後の人生において自分ができることを模索します。これからは誰かの役に立ちたい。そんな時妻から、ボランティアで落語してみるのはどうかと勧められました。目が見えにくくても、落語はできるからです。目標が決まりました。

早速、上方落語協会に電話で問い合わせ、枚方市にある上方落語サークル「なぎさの会」を紹介してもらいます。現在も活動中です。

そんな折、朝日新聞にお笑い福祉士の記事が掲載されました。これを読んだ藤岡さんは「これだ!」と感じ、すぐ当時お笑い福祉士養成講座が開催されている文化センターに申し込みました。その時、定年から3年が経っていました。

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初めての講座なのに人前で喋る

学光師匠からアドバイスをもらい、次回に生かします

ボランティアに行くための資格、お笑い福祉士。これこそ藤岡さんが求めている理想の形だったのです。学んだことをただ発表するだけでなく、待っている人のもとで披露する。

待ちに待ったお笑い福祉士養成講座第1回目。どんなことを教えてくれるのかワクワクしていると、笑福亭学光師匠が言います。

「一人ずつ高座の上で自己紹介をしてください」

ビックリしたのだそう。まだ何も教わっていない中、何をすれば良いのか分かりません。ですから、受講生はおのおの自分の生活や人生を語り始めます。

藤岡さんさんは、自分と同じように様々なものを抱えて生活をされている人たちとこの時出会いました。63歳にして再び仲間ができたのです。

学光師匠から落語やお笑いを学び、実習で老人保健施設へ。

「笑ってもらえる感触がたまりませんでしたね」

昇級試験も受け、3級を取得。3級になれば1人でボランティアに行くことができます。藤岡さんは仲間とボランティアサークル「雅楽多の会」を設立、ボランティアセンターに登録もして精力的に活動をしました。

学光師匠からは「おおいにやってほしい」とお墨付きをいただいたとか。

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静かな水面は石を投げなければ波紋が起きない

講座が開催されている松坂屋の隣でパシャリ!

現在はコロナでボランティアに行くことが出来ませんが、藤岡さんは「その日のために」と落語を学びます。それは人生の目標があるから。それは、「喜びをもって生きていきたい」ということ。その目標に向かってどれだけ努力をしたかが、重要なのだそう。

藤岡さんは今までの人生を振り返り、大切なことが3つあると気付きます。1つめは目標を持つこと、2つめは積極的であること。もう1つは、思いやりを持つことなのだそう。藤岡さんは言います。

「静かな水面に石を投げ込まないことには、波紋は起きません。事を起こせば変化が生まれます。そして、思いやりを持つこと。誰かを思いやることは、心を豊かにすると気付きました」

この思いやりは、学光師匠の周囲への気遣いから学んだのだそう。10歳以上年下の人からも、積極的に学ぶ姿勢は見習いたいものです。

最後に学光師匠へのメッセージをいただきました。

「笑いを求め、笑いを学び、笑いを活かす。充実した人生を送らせていただいています。それもこれも学光師匠からボランティアのいろは、根本も教えていただいたおかげです。これからもお笑い福祉士での活動を、生きがいにしていきたいと思います」

そう笑顔で語る藤岡さんは、今年80歳とは思えないほど活力がみなぎっておられました。

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学光師匠出演≪出張!弁天寄席≫

26年間愛されたオーク弁天寄席が神保町に!

大阪市港区で1994年から2018年まで毎月第4水曜日に開催されていた「オーク弁天寄席」。ほのぼのとした寄席で、実に多くのお客さんに愛されました。その「オーク弁天寄席」が東京初上陸です!

春の麗らかな陽気とともに、ニコニコ笑いたい方におススメです。ぜひお越しください。お待ちしています。

出張!弁天寄席

日時:令和3年4月4日(日)18時開演、17時半開場

会場:らくごカフェ(東京都千代田神田神保町2-3 神田古書センター5階)

木戸銭:前売2500円、当日3000円、配信2000円(※配信URLは後日)

出演:笑福亭学光、旭堂南鱗、笑福亭里光、他

ご予約とお問い合わせ:info@yosetumugi.com 090-3940-0327

メールでのご予約はコチラから