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山陰迂回貨物~鉄道写真:桂小梅

桂小梅

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乗客を乗せず走る列車に、貨物列車があります。力強く貨物をけん引する機関車は、とても頼もしく魅力のあるものです。

今回の桂小梅さんの作品は、今では珍しくなった液体式ディーゼル機関車が青空の下を走り抜ける写真です。桂小梅さんの温かい人柄が伝わってくる作品です。お楽しみにください!

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山陰迂回貨物

3年前の今時分、普段は走ることのない期間限定で走っていた臨時貨物列車を山陰本線まで頻繁に撮りに行ってました。

山陽本線と伯備線の分岐点である倉敷からEF64電気機関車が牽引し、米子で愛知機関区所属のDD51ディーゼル機関車にバトンタッチ。山陰本線の出雲市以西は、電線電柱の無い”非電化区間”になるので、電気機関車が通れないからです。益田から山口線に入り、津和野や山口市内を通って、終点の山陽本線幡生(はたぶ)までを往復します。

なぜこんな列車が走ったかというと・・・平成30年7月に発生した豪雨災害で、山陽本線は不通に。当然、貨物列車も運行取り止めに。物資輸送が出来ないため、非電化でも対応できる愛知所属のDD51に白羽の矢が立った訳です。

山陽本線が開通するまでに撮れる機会は幾度もあったのですが、山陽地方と違って山陰地方は晴れの日が少ないので、どうしても撮影日が限定されます。

上方落語界の大祭「彦八まつり」の合間に天気予報を見てみると、なんと明日は雲なしの晴れ予報。

しかも、師弟とも一日中スケジュールが空いています!絶対に行かないと!

ところが、祭りの打ち上げが終わった途端、二日間の疲労と睡魔が一気に押し寄せてきて、直ちに布団へダイブしたい気持ちに・・・そんな甘い気持ちを必死に振り払って、助手席で酔って気持ち良く寝ている師匠を横目で見ながら、そして自分の顔をバチバチ叩きながら、出雲の撮影ポイントまで車を運転しました。

今年3月に愛知のDD51も引退してしまったので、あの時行っておいて良かったなぁと・・・今やれ!と言われてもできまへん。それに無茶もやったらあきまへん。

2018年9月撮影 臨時貨物 山陰本線田儀駅付近