2020年6月1日からスタートした寄席つむぎは、本日をもちまして3年目に突入いたします。あっという間の2年間でした。
ひとえに原稿をご執筆してくださる芸人さんと、それを楽しんでくださる読者さんのおかげです。本当に有難うございます。
この場をお借りしてお礼と少しご報告をさせていただきます。
今後の方針
100年先の演芸のために設立された『寄席つむぎ』は、おかげさまでWikipediaに引用していただけるサイトになりました。これからも良質の一次資料となれるよう努めていく所存です。
お詫びしなければならないことがあります。それは、私が書いているインタビュー記事の再開についてです。もう少しお待ちいただけないでしょうか。昨年秋ごろより体調を崩し今年春から仕事復帰したものの、お恥ずかしい話ですが生活の立て直しに難航しています。それでも一度はどん底から復活した身です。何とかなるはずだと、前進を続けます。
今年は、ライターを募集する予定です。基本的に寄席や落語会の取材記事をお願いしようかと考えています。これからライターになりたい方も基礎から指導しますので、『寄席つむぎ』をステップアップに羽ばたいていただけると嬉しいです。一緒に未来の古文書を作りましょう。
また改めてお知らせしますね。
他、読者様にご協力をいただくアンケート記事や、運営費目的の広告記事を増やしていく予定です。広告記事も楽しく読めるよう努めます。
客席のマナー違反アンケートについて
先月、募集しましたアンケート「寄席や落語会などの会場でマナー違反を目撃されたことはありますか?」へ、たくさんのご回答をお寄せいただきました。有難うございます。回答者が100名集まるには1ヶ月ほどかかると予想していたのですが、約2週間で200名を超えるか方にご回答をちょうだいしています。
これだけ集まるということは、それだけマナー違反をされる方に頭を痛めておられる方が多いのだと感じました。客席のマナー向上のため、『寄席つむぎ』でできるお手伝いをしたいと考えています。具体的には、アンケートをもとにした記事作成です。
ただ難しいのは、以下を考慮に入れなければならない点です。
①客席で「ルール作り」をしない
②会場や主催者に要求をしない
③ルール違反者を断罪しない
①「マナー」を「ルール」にしてしまうと、とても息苦しくなってしまいます。あくまでも「マナー」は「気遣い」であり、自主的に行うことが大切です。
②人手も予算も足りていない中、多くの要求をするのは酷です。また事情があり、対応できないこともあるでしょう。
③いただいたアンケートのコメントを拝読していると、マナー違反をされる方の多くは高齢者や何かしら障害を持っていると予想される方です。つまり機能的に気遣いが難しい方々といえます。断罪したとしても、相手には通じません。おたがいに嫌な思いをするだけです。
私は特に③に注意を払いたいと考えています。マナー違反をする方にマナーを覚えてもらうには、どうすれば良いのか?記事を作成したところで、その方々が記事を読むはずはありません。読んだとしても、自分のこととは思わないでしょう。
良い方向に行くよう考えたいので、時間をください。良いアイデアがあればメールやTwitterDMでお寄せいただけると有難いです。
何にせよ笑いましょ
久々に「金ないよ、ぴえん」以外の挨拶文になりました。自分を褒めてやりたいです。ただ貯蓄はマイナスなので、投げ銭にご協力いただけますと助かります。よろしくお願いいたします。
ほんと、大変なことは多いし嫌なことも多いのですが、無理やりでも笑っていきます。口周りの筋肉が幸せホルモンの分泌を促すらしいので、無理やりでも笑顔を作るのは良いことなのだそう。
それを信じて私は笑います。ほら笑いは「くすり」ですからね。