お江戸、前座修業

笑福亭里光

太鼓の稽古会~上方落語家、東京で修業する:笑福亭里光

落語家として活動を始める際、最初に覚えるのは着物の着方と畳み方。それを師匠である笑福亭鶴光師匠に教わった若き日の笑福亭里光師匠。初めてのネタ『寿限無』のお稽古も無事(?)に済みました。 さあいよいよ、他の前座さんと混じって前座のもう...
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太鼓は叩く?~上方落語家、東京で修業する:笑福亭里光

寄席につきものの出囃子。三味線はプロが弾いていますが、太鼓や篠笛は落語家の役割です。これは東西どちらも変わりません。入門後の大切な修業の一つといえるでしょう。 笑福亭里光師匠は東京の落語芸術協会で修業をされたので、上方落語協会とは一...
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寿限無への恐怖~上方落語家、東京で修業する:笑福亭里光

笑福亭里光師匠が入門して最初に師匠である笑福亭鶴光師匠につけていただいたのが『寿限無』だったのだそう。しかし、現在笑福亭里光師匠は『寿限無』を滅多に高座でかけないとのこと。その理由は……。 最上級を知るからこそ生じる恐怖感。今回はこ...
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ルール違反~上方落語家、東京で修業する:笑福亭里光

東京で上方落語家の笑福亭鶴光師匠に弟子入りをした笑福亭里光師匠。新宿末廣亭や浅草演芸ホールで着物の着方や畳み方を教えていただいた後、『寿限無』を覚えるよう笑福亭鶴光師匠からカセットテープを渡されたそうです。「カセットテープ」というのが時代...
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苦痛~上方落語家、東京で修業する:笑福亭里光

新宿末廣亭の楽屋は分かりにくいもの。入門直後の笑福亭里光師匠も迷ったそう。その後の記憶は曖昧なものの、笑福亭里光師匠の師匠である鶴光師匠からある物を持たせていただいていたとのこと。そして……。 ちょっと胃が痛くなる(?)笑福亭里光師...
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まさかの楽屋~上方落語家、東京で修業する:笑福亭里光

笑福亭鶴光師匠に入門のお願いをした若き日の笑福亭里光師匠。OKなのか分からないまま、浅草演芸ホールの楽屋に鶴光師匠を訪ねます。そこで着物の着方と畳み方を教わり、今度は新宿末廣亭に来るように言いつけられます。さあここでドラマが起きます。 ...
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ほな次は?~上方落語家、東京で修業する~笑福亭里光

笑福亭鶴光師匠に弟子入りのお願いにうかがった若き日の里光師匠。入門を許されたのか否か分からないまま、浅草演芸ホールの楽屋を訪ねることになりました。そして、そこで起きたのは…。 何だか不思議な師弟(仮?)の掛け合いがとても微笑ましい、...
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謎の罪悪感~上方落語家、東京で修業する:笑福亭里光

上野広小路亭へのちの師匠になる笑福亭鶴光師匠を尋ねた若き日の里光師匠。まさかあの「鶴光」がロビーでお客さんのお見送りをするなんてと度肝を抜かれます。そして、ようやく、鶴光師匠とお話する瞬間が…。 舞台はデフレ経済まっさなかの平成10...
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堅気に戻る機会~上方落語家、東京で修業する:笑福亭里光

上方落語家で初めて東京修行された笑福亭里光師匠。今回は入門時のエピソードをつづっていただきました。平成10年初夏、里光師匠の年齢は24歳。のちの師匠となる笑福亭鶴光師匠に入門志願をします。その方法とは? 奇想天外よりも地道な努力の人...
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東西の違い~上方落語家、東京で修行する:笑福亭里光

笑福亭鶴光師匠の二番弟子で、東京にて活躍中の笑福亭里光師匠。師匠譲りの叙述的な落語も、笑福亭お家芸の爆笑ネタも幅広くこなす新進気鋭の落語家です。 この時点で「あれ?」と少し違和感を覚えられないでしょうか。「笑福亭なのに東京?」と。実...