ついに開始したNMB48の「ナンバトル」!露の眞さんも日々、公演や配信を楽しんでいます。
何事も全力で取り組むNMB48メンバーの姿から、露の眞さんが落語家として気づかされたこととは何でしょうか?
今回も露の眞さんの熱い思いがまっすぐに伝わること間違いなしです。お楽しみください!
難波愛
前回のコラムで書きました「ナンバトル」がついに開始。
ここ最近は公演やら配信をみまくってます!
今回面白いな~と思ったのは、
競う全グループの公演がアンコールまでは同じセットリストという事。
落語で例えるとコンテストで全員が同じネタをすると言う感じです(ちょっと違う?)
そのクールの審査員3名の方が点数をつけて合計点で順位付け、点数も総評も発表されます。
公演に点数をつけるなんて…審査される方も審査する方も精神的にきそう。。
私なら間違いなくお腹壊します。
なので「緊張感溢れる公演になるのかしらん」とみていたのですがそれは無駄な心配。めっっちゃ楽しかったです!
審査ももちろん意識してはるんでしょうけど、それよりも『自分たちも楽しむ』『ファンの方に楽しんでいただく』精神がバンバン伝わってくる。だからみていてすごく楽しい!
それをみながらしみじみ思ったのが、
「あ~、私はコンテストやと最近は『審査員ウケ』ばかり気にしてたなぁ」と。
「それはコンテスト向きじゃない」と散々言われてても、みてもらいたい自分をやり続けてた頃の方が楽しかったし、結果がどうであれお客様にも気持ちは伝わってたように感じます。
理屈も大事やけど、やっぱり私には気持ちが一番大事。
また一つ、このイベントから初心を思い出せました。
とにかく!
専門的な事はようわかりませんけど、ただただ楽しかった!!審査は審査員の方がするから私はいつも通り楽しめばええんですね。そして全力応援するのみ!
それに重箱の隅つつくみたいに改善点を探しながらみても楽しくないでしょう。
もし私に気づく事があったとしたら、それは当にご本人達は気づいてます。パフォーマンスについて一番考えてるのは、その道に身を置いてるご本人達なんですから。
もちろん「お客さまのご意見」も大事で勉強になる事は落語でもたくさんありますが、「改善点探し」に全集中されてしまうと非常にやりづらいんです。信頼関係のある方ならまだしも、よく存じ上げない方からただの暴言(本人はアドバイスと思ってはる)を言われる事もよくありますし。
それよりも「次はどんな感じなんやろ」「あっ、ここが違う!」とワクワクしながら観るほうが何百倍も私は楽しいと思います!楽しみ方は人それぞれでええんですけどね。
なので私は全力でナンバトルを楽しみます!
公演のみならず「生配信バトル」も白熱してきました。先日行われた【笑】がテーマの配信「ミルクボーイ選手権」。
ミルクボーイさんの漫才をフォーマットに、各グループがネタを作って披露するというもの。これがとにかく面白かった!
「アイドルが漫才!?」と突っぱねず、ぜひ一度ご覧になってみてくださいませ!もし変な色眼鏡をかけてはるなら、これを機にぶっ壊してみませんか。
毎度ながら、本気でどんな事にも全力投球する姿は励まされます。特にNMB48って大喜利とかでもためらわずぶっ込むもんなあ!アイドルってすごい!
何かに誇りを持って、
全力で取り組んでいる人達ってキラキラしてて尊敬します。それがアイドルだったり、お笑いだったりダンスだったり、スポーツだったり勉強だったり…と種類は関係なく。
そういう人をバカにして嘲笑う人間も世の中には残念ながらたくさんいらっしゃいますけど、私はそういう人達の方がカッコ悪いと思います。
『人が全力で取り組んでいる事を鼻で笑う』
まぁ反抗期の頃の私もやってましたけどね…。
アイドルを通して。
いや、彩さまもそうですし、
落語や師匠もそうですし、これまで出逢った人達の生き方で私の考え方も変わりました。
これからもどんどん刺激を受け続けたい。
ナンバトルは順位がどうしてもついてしまうので、みている私も心が辛くなってきたのは確かです。
「順位なんて関係ないよ」っていくら本心で言うたところで辛いものは辛いですから。「そんな事気にしたらアカン!」って人には悪気なく言うてしまうけど(私も言います)、もし自分がその立場やったらやっぱり気にするでしょう。そういうもんです。
だからこそ私は全力で応援したい!
みんなカッコエエんよ!
年齢が上やとか下やとか性別とか関係ない。
人として心からの敬意と愛をNMB48に。
ナンバトル、是非みなさまも私と一緒に応援しませんか?

