上方落語

桂小梅

紅白の花の中を走るキハ40気動車~鉄道写真:桂小梅

落語家は趣味人が多いもの。ある人はプロレスだったり、ある人は城郭巡りだったり。その中でも、桂梅団治一門は鉄道写真を趣味としている一門。いわゆる「撮り鉄」です。ただし、趣味というのはあまりにも高いレベル。アマチュア写真家と称した方がしっくり...
笑福亭鶴光

③修行~師匠六代目笑福亭松鶴とわたし:笑福亭鶴光

上方落語家でありながら、東京でも活躍中の笑福亭鶴光師匠。ラジオやドラマにも精力的に取り組み、『うぐいすだにミュージックホール』といったヒット歌謡曲もある。これらから、鶴光師匠をマルチタレントのように思われている方も多いかと思われます。 ...
桂米左

②師匠 桂米朝~師匠桂米朝と過ごした日々:桂米左

上方演芸で初めて人間国宝に認定された、三代目桂米朝師匠。その米朝師匠の誕生から終戦後の米団治師匠入門までを駆け足で振り返ります。陸軍に入隊したものの「?」な出来事があったようです。 米朝師匠から直接思い出話をうかがった直弟子の米左師...
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桂春若

②春団治落語~師匠三代目春団治と見た風景:桂春若

名人と謳われた三代目桂春団治師匠。落語以外の仕事はほとんど断るという徹底した落語家でした。その名人が晩年、弟子の春若師匠に伝えた言葉とは……? じんわりと観客に染み込ませる名人の技と、高座へのプライド。それを春若師匠の視線から描いて...
笑福亭純瓶

ほんの少し知っていると楽しさ倍増 ② ~落語「へっつい幽霊」のお話~笑福亭純瓶

寄席や落語会で夏によく高座にかけられる噺といえば、『へっつい幽霊』ではないでしょうか。奇想天外な怪談噺で、落語ならではといったあらすじです。誰もが「ありえんやろー」と思うもの。 しかし、事実は小説より奇なり。実は……。それを笑福亭純...
笑福亭里光

東西の違い~上方落語家、東京で修行する:笑福亭里光

笑福亭鶴光師匠の二番弟子で、東京にて活躍中の笑福亭里光師匠。師匠譲りの叙述的な落語も、笑福亭お家芸の爆笑ネタも幅広くこなす新進気鋭の落語家です。 この時点で「あれ?」と少し違和感を覚えられないでしょうか。「笑福亭なのに東京?」と。実...
笑福亭仁嬌

白黒テレビとプロレス入門~落語とプロレス:笑福亭仁嬌

落語家にプロレスファンは多いのですが、その中でも笑福亭仁嬌師匠は50年以上にわたるプロレス愛好家です。上方演芸界で「プロレスファンといえば?」と質問をしたら、恐らく一番に名前が挙がるほど。 その仁嬌師匠にプロレスとの出会いを振り返っ...
笑福亭鶴光

②入門~師匠六代目笑福亭松鶴とわたし:笑福亭鶴光

角座の楽屋へ入門志願に訪れた若き日の鶴光師匠。しかし、のちの師匠となる六代目笑福亭松鶴師匠を怒らせてしまいます。その理由は「名前を間違えたから」。これは断られると思ったら、こはいかに。奇跡(?)の大逆転が起き、入門が許されました。 ...
桂米左

①自己紹介~師匠桂米朝と過ごした日々:桂米左

「古き良きものを守る」、噺家といえばこのイメージがあるのではないでしょうか。その中でも、桂米左師匠は特に古き良き昭和を愛する噺家です。「米左」なのに「右」に出る者はいないほど。 その米左師匠の師匠は人間国宝の三代目桂米朝師匠。今回の...
桂春若

①春団治に入門~師匠三代目桂春団治と見た風景:桂春若

三代目桂春団治師匠の四番弟子、桂春若師匠の思い出コラムです。四番といえば野球なら長打力の最強打者。三代目桂春団治師匠と春若師匠を強く結びつけたのも、野球だったそうです。 上方落語界の野球チームでのほのぼの(?)エピソードも交えた、春...