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コロナで生じた退屈を解消!マグナム小林先生の高齢者向けサービスとは

ふじかわ陽子

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この度、マグナム小林先生が高齢者向けの新サービスを始められました。その名も「いきいきオンライン寄席」です。高齢者施設向けのサービスで、名前の通りZOOMを用いオンラインで寄席を行うとのこと。

今までありそうでなかったこのサービスは、どのような経緯で誕生したのでしょうか。気になるサービス内容についてもお聞きしました。

言われてみたら、そうだなぁの連続です。お楽しみください!

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「退屈で死にそう」の一言から生まれた

――ありそうでなかった高齢者に特化したオンライン寄席ですが、始めようと思われたきっかけは何でしょうか?

マグナム師:私や妻の親戚で施設に入所している人が数人いるんです。コロナ禍になってから彼らは一様に口を揃えて言うんです。「退屈で死にそうだ」って。

――え、そうなんですか?退屈といっても、施設内ではいろいろと教室やイベントがありますし、外から見ていると退屈そうには見えません。むしろ忙しそう。

マグナム師:感染症対策で、家族との面会ができなくなったんです。少なくとも来年の3月までは、難しいでしょうね。家族もダメなのですから、趣味の教室の先生も当然来られません。もちろん、密状態が起きやすいイベントなんてもってのほか。そうなると、退屈しのぎはテレビだけになってしまうんです。

――そういうことですか……。でも、テレビがあれば何とかなりそうに思えます

マグナム師:テレビだと一方通行です。視聴者の都合などお構いなしで、どんどん進行していく。これは余計に寂しくなりますよ。

――その発想はありませんでした……。私はボランティアで訪れるだけだったので、いつもニコニコ笑っておられる高齢者しか知らずにいました。

マグナム師:施設に入所していると、とても世界が狭くなってしまうんです。家族と施設スタッフだけが人間関係のすべてに。

――「退屈で死にそう」の意味が分かりました。施設に入所されておられる方は、退屈でもあり寂しいでしょうね……。

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高齢者向けの芸は誰でも出来るわけではないから、メイミさんと鷹治さん

マグナム師:それで「いきいきオンライン寄席」を始めようと計画しました。寄席ですから、私一人でなく他の寄席芸人にも声をかけたい。でも、誰でも高齢者向けの芸ができるわけではありません。高齢者の特性を知り、高齢者に適した芸をしてくれる寄席芸人が必要なのです。

――高齢者の特性とは?

マグナム師:まず「ゆっくり喋れること」。これが最も重要です。高齢者は情報処理の能力がゆっくりになっていますから。理解できないと思われると、一瞬でそっぽを向かれます。

――それだとオンラインで寄席を開催しても意味がありませんね。実際の寄席だと、早口でも何となく場の雰囲気で面白く感じることがあります。オンラインだとそれがないから、キツそう。

マグナム師:そうでしょう?高齢者向けと考えた時にすぐ脳裏に浮かんだのが、私と同じく漫談家のメイミさんです。彼女は介護福祉士の資格を持っていて、施設での実習経験があります。理論的に高齢者のことを理解しています。

――おお!それは頼もしい!もう一人、落語家の方が「いきいきオンライン寄席」に参加されておられますよね?

マグナム師:桂鷹治くんですね。彼は芸がしっかりしているし、ゆっくり話せる落語家です。なにより、私が声をかけやすい(笑)。

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テレビと一線を画す存在でありたい

マグナム師:「いきいきオンライン寄席」はテレビと一線を画すものでなくてはならないので、かなり融通が利く対応をしています。

――例えば、どのようなことでしょう?

マグナム師:開演時間をずらしてほしいという要望は多いですね。高齢者は歩くのがゆっくりになっていますから、間に合うと思っても間に合わないことがあるんです。

――高齢者だと、直前に何かトラブルがあることもありますよね。

マグナム師:そうですね。このようなことにきめ細かな対応ができるのも、テレビにはない強みだと考えています。あと、一方通行にならないよう、声をかけたり手を振ったり。私の『謎かけ東京節』のお題を最初にいただいて、寄席の最後でネタを披露するということもやっています。

――それは嬉しい!自分も参加できてこそ、「寄席」って感じがします。

マグナム師:でしょ。メイミさんは高齢者でもできる体操を、番組の合間に入れてくれているんですよ。鷹治くんの落語で笑って、心も体も健康に。

――ここで気になるのがお値段です。ここまできめ細やかに対応すると、10万20万ぐらいかかりそう……。演者も3人いますし。

マグナム師:1万円です。

――え?ちょっと、安すぎじゃないですか?

マグナム師:まだ始めたばかりですから、実績があまりない。高い料金設定にはできません。それに、同時に複数の施設に配信できるのもオンラインの強みですから、いずれ収益が上がるでしょう。

――それでも、値上げは検討してくださいね。

マグナム師:検討だけね。私はもう「退屈で死にそう」なんて言ってほしくないんです。だから、こんな儲けになりにくい面倒くさいことをやっているわけで(笑)。高齢者も寄席芸人も一緒に笑いあえる空間を、これからも守りたいんです。それだけです。

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今ならお試し価格3000円で承っております!

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今回はマグナム小林先生に、じっくり新サービス「いきいきオンライン寄席」についてうかがいました。高齢者施設に特化したありそうでなかった新サービスに、演芸に新しい未来も見せていただいた気分です。

「いきいきオンライン寄席」は現在お試し価格3000円で開催しておられるとのこと。この機会に、施設に笑顔を取り戻してみませんか?お問い合わせはお気軽にどうぞ!

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