上方落語四天王の思い出

桂春若

④島之内寄席、その1~師匠三代目桂春団治と見た景色:桂春若

上方落語の歴史に残る年、それは昭和47年2月。六代目笑福亭松鶴師匠をはじめとした上方落語家悲願の落語の定席が誕生しました。その名も「島之内寄席」。その当時の様子を桂春若師匠に振り返っていただきました。 桂春若師匠は21歳、三代目桂春...
桂枝女太

④弟子生活~師匠五代目桂文枝と歩んだ道:桂枝女太

昭和52年元旦に五代目桂文枝師匠(当時、小文枝)から芸名をいただいた桂枝女太師匠。本格的な弟子修行が始まったのは、高校を卒業してからでした。一般社会とは全く違う世界、戸惑いの連続だったそう。 客席やテレビの前からではうかがい知ること...
笑福亭鶴光

⑤人情~師匠六代目笑福亭松鶴とわたし:笑福亭鶴光

昭和40年代の新世界は、今以上に労働者の町でした。客席も労働者がほとんどだったそうです。その新世界新花月で初高座をふんだ若き日の笑福亭鶴光師匠。その思い出を当時の大スターの思い出もまじえて、つづっていただいています。 六代目笑福亭松...
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桂春若

③春団治志ん朝二人会~師匠三代目桂春団治と見た風景:桂春若

平成7年、阪神淡路大震災が起きた年。つらい時こそ笑いたいと思う人々、そして三代目桂春団治師匠と古今亭志ん朝師匠の思いが詰まった二人会が開催されました。 この取次ぎをしたのが、このコラム執筆者である桂春若師匠だったそうです。三代目桂春...
桂枝女太

③弟子~師匠五代目桂文枝と歩んだ道:桂枝女太

大好評、桂枝女太師匠の思い出コラム第3弾です。五代目桂文枝(当時、小文枝)師匠に入門を許された高校生の枝女太師匠。まだ卒業まで間がありますので、本格的な弟子修行は始まっていません。 そんな入門仮免許時代のことについてつづっていただき...
笑福亭鶴光

④初高座~師匠六代目笑福亭松鶴とわたし:笑福亭鶴光

笑福亭鶴光師匠の初高座は、新世界新花月。労働者の街ですから、客席も荒っぽい。なかなか自分の落語を聞いてもらえない若き日の鶴光師匠の悔し涙と、見守る六代目笑福亭松鶴師匠の提言。道しるべとなる師匠からの言葉を胸に、再び高座に臨みます。 ...
笑福亭鶴光

③修行~師匠六代目笑福亭松鶴とわたし:笑福亭鶴光

上方落語家でありながら、東京でも活躍中の笑福亭鶴光師匠。ラジオやドラマにも精力的に取り組み、『うぐいすだにミュージックホール』といったヒット歌謡曲もある。これらから、鶴光師匠をマルチタレントのように思われている方も多いかと思われます。 ...
桂米左

②師匠 桂米朝~師匠桂米朝と過ごした日々:桂米左

上方演芸で初めて人間国宝に認定された、三代目桂米朝師匠。その米朝師匠の誕生から終戦後の米団治師匠入門までを駆け足で振り返ります。陸軍に入隊したものの「?」な出来事があったようです。 米朝師匠から直接思い出話をうかがった直弟子の米左師...
桂春若

②春団治落語~師匠三代目春団治と見た風景:桂春若

名人と謳われた三代目桂春団治師匠。落語以外の仕事はほとんど断るという徹底した落語家でした。その名人が晩年、弟子の春若師匠に伝えた言葉とは……? じんわりと観客に染み込ませる名人の技と、高座へのプライド。それを春若師匠の視線から描いて...
桂枝女太

②入門~師匠五代目桂文枝と歩んだ道:桂枝女太

別れを経験するには、出会いが必要。五代目桂文枝師匠が亡くなる28年前、桂枝女太師匠は入門しました。五代目桂文枝(当時、小文枝)師匠に入門したいと思った理由や、入門の経緯を言葉にしてつむいでいただいています。 関西大倉高等学校・オチケ...