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⑧アンガールズ U字工事 パックンマックンとの再会~SFと童貞と落語:笑福亭羽光

笑福亭羽光

笑福亭羽光さんはかつてコント集団「爆裂Q」として活躍されていたのは、ご存知のことでしょう。笑福亭羽光さんは1998年に加入し、2007年の解散まで活動。その後、笑福亭鶴光師匠に入門し今に至ります。

落語家としては回り道をしているように感じるかも知れませんが、笑福亭羽光さんはそう感じておられないそうです。そう改めて思われるきっかけが、先日あったとのこと。今回はそちらについてつづっていただきました。お楽しみください!

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アンガールズ U字工事 パックンマックンとの再会

 新春3日、NHKで生放送の演芸番組東西寄席に出演した。

昨年の新人賞受賞した人がご褒美的に出して頂けるのだ。爆笑問題さん、中川家さん司会で、都内の寄席と大阪の劇場を中継で結ぶ番組である。

TVでよく観る芸人さんが多数出演している。お笑い芸人を挫折して15年がたとうとしている僕からしたらTVで観る大スターたちだ。

しかし、その中にまぎれて、かつてシアターDでエンディングで絡んだアンガールズが、twlという劇場の楽屋で喋ったパックンマックンが、そして一緒に焼肉を食べた事があるU字工事が居る。

楽屋で喋る相手がいるだけで、緊張がほぐれる。

 僕が前座修行をしている時も、2つ目なりたての時も、彼らはTVに出続け、勝負し続けて存在していたのだ。そんな彼らの存在を僕は嬉しく勝手に誇らしく思う。再会出来た事を奇跡だと思う。

多くの芸人が辞めていった。死んだやつもいる。別の仕事について成功している奴、苦労している奴、色んな人生が、解散の後待っているが、時の流れは平等に僕らをオッサンにする。

 あの時、コントでアンガールズよりうけようとしたな、一発ギャグ合戦でU字工事と競ったな……そんな思いでがよみがえる。

コント集団爆烈Qをやってて良かった……と、落語家になった僕は今思う。人生に無駄な過去等何一つないのだ。

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ご感想をお寄せください

笑福亭羽光さんへのご感想をお寄せください。ご自身の挫折経験も少し思い出してみませんか?この挫折があったからこそ今があると思えるようなった時、笑福亭羽光さんのように一歩前進しているかも知れません。

笑福亭羽光さんはTwitter(https://twitter.com/syoufukuteiukou)も日々更新中。こちらもチェックしてみてくださいね。

執筆者
笑福亭羽光

昭和47年、大阪府高槻市に誕生
平成10年、4人組ユニット「爆裂Q」・漫画原作者「のぞむよしお」として活動開始
平成19年3月「爆裂Q」解散、4月に笑福亭鶴光へ入門
平成23年5月、二つ目昇進
令和2年5月、真打昇進予定
お笑い芸人と漫画原作者といった異色の経歴を生かし、型にはまらない高座が特徴。滔々と不思議な世界を語り、聞く者を非日常に誘う。
平成25年3月「第12回さがみはら若手落語家選手権」で優勝したのを皮切りに、平成25年9月 「第24回北とぴあ若手落語家競演会 」大賞、平成30年12月 「2018年渋谷らくご創作大賞」、令和2年11月 「2020年度NHK新人落語大賞」と数々の賞を受賞している。
寄席つむぎ運営管理責任者のふじかわは、中学校の後輩。

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