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⑯真打記者会見での師匠鶴光~SFと童貞と落語:笑福亭羽光

笑福亭羽光

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今年の5月に真打昇進をされる笑福亭羽光さん。真打昇進まで慌ただしいようです。記者会見もあったそうです。今回はその時のことについてつづっていただきました。

お師匠さんである笑福亭鶴光師匠への想いもつづっていただいています。笑福亭羽光さんファンは必読です!

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真打記者会見での師匠鶴光

真打になる前にホテルで記者会見をする。昇々昇吉の師匠である昇太師匠と小笑兄さんの師匠である笑遊師匠、そして僕の師匠の鶴光と共に、新真打4人が壇上に並び、記者から質問をうけるのだ。

記者から、それぞれの師匠への質問に弟子の教育方針について……というのがあった。

師匠は「弟子は褒めない、けなしてけなして、それでもナニクソと這い上がってくるのを待つ」と答えた。それが六代目松鶴師匠の教えでもあったのだそうだ。

その瞬間、僕はああ、今まで褒めないでくれてよかった……と思った。入門当時、お笑いを挫折した僕が一番欲しかったのは自分の居場所と、安定だったと思う。多分師匠に褒められたら、それで良いと思ってしまい、試行錯誤をやめたと思う。

拾って頂いた事を心から感謝した。

その日のネットニュースの見出しはやはり『東大卒の落語家昇吉……』というのが多かったが、東スポだけ、僕と師匠の下ネタについての記事を書いてくれた。

また一つ真打に近づいた気がした。次はパーティーである。

段々僕も師匠と呼ばれる時間が近づいている。