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㉑真打披露パーティ 後編~SFと童貞と落語:笑福亭羽光

笑福亭羽光

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4月4日に京王プラザホテルで開催された真打披露パーティ。実に多くの来賓があり、祝辞も温かでユニークなものばかりだったのだそう。笑福亭羽光さんをはじめとする新真打の工夫がふんだんにちりばめられたパーティだったとのこと。

今回は前回から引き続き笑福亭羽光さんに、真打披露パーティの様子をつづっていただきました。真打になったという実感を得た瞬間もあったよう。お楽しみください!

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真打披露パーティ 後編

 2021年4月4日、真打披露パーティー。玉川太福兄さんと、文化放送の西川アナの司会で始まり、会長挨拶、新真打四人の鏡開きを行った。

 客席には旭堂南鱗先生と笑福亭学光兄さんが関西からかけつけてくれた。

主賓挨拶や、余興のコーナーがあり、あとでお客様に聞くと、集中して舞台を見ていたので、飲食無くてもあっという間だった……との事。

 12時半までにパーティーは終わり、接触を避ける為、舞台上からお客様を見送った。嬉しそうに僕らの写真を撮影してくれるお客様を見て、迷ったあげく開催してよかったな……と思った。

 最後の新真打挨拶は、考えて練習していった割りに、うまく話せず、感動的にもっていけなかった。 

師匠は疲れ果てて早く帰ったが、僕達新真打は、残って後片付けをした。特に大きなミスも無く無かったと思う。

 翌日の新聞には、予測通り『東大卒の噺家、真打に!』と新真打仲間の昇吉兄さんだけが取り上げられたが、まあそれも縁だな~と感じた。

 翌日行った草津温泉落語で、二つ目はマンションに宿泊するのだが、僕は初めてホテルに宿泊させてもらった。その瞬間、真打になったんだな~と実感した。

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